インフルエンザ・ワクチン

私は今年6月に65歳になったので、数カ月前に高齢者を対象にしたインフルエンザ・ワクチン接種のお知らせを受け取っており、昨日、時間があったので近所の医院に行って接種をしてもらった。

久しぶりの注射で、左手上腕部にチクリと射される感覚は新鮮ですらあった。ワクチンの効果は、皆さまご存知のとおり、まったくインフルエンザにかからなくなるものではない。合併症を減少させ、重症化および死亡率を抑制するものだ。

米CDC(疾病予防管理センター)の研究によると、ワクチン接種後の発病予防効果は 65歳未満で70%~90%と報告されている。ただ高齢者の発病阻止効果は34%~55%と限定的である。接種したからといって「絶対にインフルエンザにかからなくなる」わけではなく、「打たないよりはマシ」というところが現状のようだ。たたインフルエンザに感染後、1週間程度で治る人がいる一方で、肺炎や脳症などの重症化により死亡する人もいる。ワクチンはそうした重症化の予防に効果がある。

注射を打たれたあと、医師が「何かききたいことはありますか」と言うので、私は古典的なことを訊いた。

「今晩、お風呂は入ってもいいですか」

答えはもちろん「イエス」だった。

ウクライナで戒厳令発動

20日早朝、ネットでニュース記事をひらくと、真っ先に「プーチン氏併合4州に戒厳令」というタイトルが飛び込んできた。

「やってくれるものである」というのが第一印象。多くの方も同じ印象を持たれたのではないだろうか。プーチン氏は9月末、ウクライナの4州(ドネツク、ルガンスク、ザポリージャ、ヘルソン)を自国領に組み込むと一方的に宣言。それだけでも「プーチンらしい横暴さ」がでた行動だと思ったが、今度は戒厳令である。

戒厳令というのは一般的に、戦時下において司法、立法、行政を軍部に任せるという意味である。正式にはロシアの上下両院の承認をへて発動がきまるが、プーチン氏が音頭をとっているかぎり、ほとんど決定と思ってさしつかえないだろう。

軍隊が社会を取り仕切るということは、民主的な手続きを踏まずにモノゴトが上からの命令できまるということであり、明確な理由がないままに、官憲に逮捕されることもあるということだ。もちろんウクライナ4州に住む多くの人たちは「たまったものではない」という思いを抱いているだろう。

上から強制的にモノを押しつけて、それで社会の平静が保てるとプーチン氏は本当に思っているのだろうか。歴史を振り返れば答えは歴然としており、早晩、プーチン氏は自身の政治生命の危機を迎えることになるだろうと推察する。

米専門家がロシアによる核使用の可能性を分析

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が「ウクライナで核兵器を使用するかもしれない」という核の脅威論が取り沙汰されている。

ロシアは9月、ウクライナ東南部4州を併合するか否かの住民投票を行い、「圧倒的多数」の賛成票が入ったことで、プーチン大統領は10月5日、併合条約を批准する法案に署名した。ロシアにとっては少なくとも過去半世紀で最大の領土拡大となる。

ただ併合した4州は、全域でロシア軍が制圧しているわけではない。むしろウクライナ軍が猛反抗しているのが現状であり、ロシアが無理やり併合宣言をしたという認識が正しいだろう。

国際的に認められた他国の領土で主権を主張する今回の併合は、プーチン大統領の横暴さの表れと受け取れる(続きは・・・米専門家がロシアによる核使用の可能性を分析)。

Stylish coat

銀座3丁目のMaxmaraの横を通りかかった時に、目を奪われました。女性モノのコートですが、思わずスマホで写真を撮っていました。男モノがあったとしても、このコートを着こなす自信はありません。