米大統領選:トランプも驚くサンダース躍進

米大統領選がいよいよ本格的に幕を明ける。

共和党は現職大統領のドナルド・トランプの再選で党内がまとまっているいるが、民主党は混戦のままだ。

その中でいま浮上してきているのが、バーモント州上院議員のバーニー・サンダーズである。

全米レベルでは今でも前副大統領のジョー・バイデンがほとんどの世論調査でトップにきているが、2月3日のアイオワ州党員集会(コーカス)と同11日のニューハンプシャー予備選に限ると、サンダーズが首位にきている世論調査結果が多い。

民主社会主義者を名乗る同氏が混戦の中から抜け出すのだろうか(続きは・・・米大統領選:トランプも驚くサンダース躍進)。

歩行者の交通事故死をなくしたオスロの秘訣

年明けすぐ、ノルウェーの首都オスロでの昨年の交通事故死者数についてのニュースが入ってきた。歩行者と自転車利用者で、亡くなった人がゼロになったという朗報だった。

衝突事故で亡くなった運転者が1人いたので、「すべての交通事故」とはいえないが、それでも驚くべき記録である。

このニュースは日本だけでなく、米国などでも「何か学べるはず」という姿勢で報じられた。

それではオスロはどういった取り組みで歩行者と自転車利用者の死亡者をゼロにしたのだろうか。(続きは・・・歩行者の交通事故死をなくしたオスロの秘訣

2020年、急速に高まる北朝鮮の脅威

12月初旬、北朝鮮の金正恩委員長はドナルド・トランプ大統領(以下トランプ)にクリスマス・プレゼントを贈るとしていたが、米時間25日を過ぎても米国側には何も届かなかった。

トランプはフロリダ州の別荘で、「ミサイルテストかもしれないし、美しい花瓶を贈ってくるかもしれない」とテレビカメラの前で余裕の笑みを浮かべたが、実際は胸をなでおろしていたかもしれない。

というのも米軍関係者の間では、北朝鮮の長距離弾道ミサイル(ICBM)が米国に向けて発射される可能性が取り沙汰されていたからだ。

地球観測衛星を手がけている米企業プラネット・ラボは今月、北朝鮮北西部の平城市に新たな長距離弾道ミサイルの生産関連工場が完成していると解析。ミサイルの移動式発射装置も確認していた(続きは・・・2020年、急速に高まる北朝鮮の脅威)。

トランプ、バイデンは同じ穴の狢

米ワシントンではいまウクライナ疑惑が最終局面を迎えようとしている。

連邦下院司法委員会は12月13日、ドナルド・トランプ(以下トランプ)大統領の弾劾決議案を可決し、来週中には下院本会議でも可決する見通しだ。

年明けには上院で裁判が始まる予定である。だが共和党が100人中53人を占める上院では罷免に必要な67人までには届かず、トランプを罷免させることはできない。本件において、トランプが「罷免されず」という結果はかなり前から見えていた。

ここで改めて浮き彫りになったのは、連邦議会内での政治的対立である。トランプ弾劾にあたっては「職権乱用」と「議会妨害」が訴追理由に挙げられたが、共和党議員は上下両院でほぼ全員が弾劾に反対し、民主党議員は賛成に回っている。そこには真政治的立場を論拠とする反目が際立っている(続きは・・・トランプバイデンは同じ穴の狢)。

大統領の座はカネで買う、余裕のブルームバーグ

「より多くのカネをつぎ込んだ方が勝つ」

米大統領選でよく語られてきた話である。2016年の選挙でドナルド・トランプ氏(以下トランプ)が当選するまでは、この話が30年以上も大統領選で生きてきた。

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候補が集金した資金を比較するだけで、選挙前に当選者が予想できもした。

クリントン、ブッシュ、オバマの各大統領は2度ずつ大統領選で勝ち、いずれもライバル候補より多額の選挙資金を集めた。カネで直接、票が買えるわけではないが、テレビやラジオ、インターネットを使った政治広告は制限がないため(ツイッターの政治広告は2019年11月22日で禁止)、カネをつぎ込むほど多くの票を期待できた。

選挙には莫大な資金が必要になる。大統領選はなおさらだ。

50州で選挙事務所を開設し、運動員を雇用し、プラカードを印刷し、テレビCMを流すといくら資金があっても足りないくらいである(続きは・・・大統領大統領の座はカネで買う)。