急速に進む宇宙の民主化、始まる宇宙旅行時代

米アマゾン・ドットコム創業者のジェフ・ベゾス氏が主導する宇宙旅行の話題が注目を集めている。

ベゾス氏も搭乗する宇宙船の同乗者(1座席)を競争入札にかけたところ、2800ドル(約30億5200万円)という高額で落札されたため、価格だけでなく一般市民であっても将来、宇宙旅行の可能性がある点に関心が注がれている。

落札者はまだ公表されていないが、ベゾス氏の宇宙ベンチャー企業「ブルーオリジン」は12日、入札には世界159カ国から7000超の参加者があったと公表し、興味の高さが示された。

実は今回の競争入札への注目度の高さは、ベゾス氏の企画にとどまらず、今後の宇宙旅行が「観光市場」になる可能性を十分に示している(続きは・・・急速に進む宇宙の民主化、始まる宇宙旅行時代)。

目力で勝負する時

昨日(6月3日)の朝日新聞夕刊を読んでいると、「なるほど・・・」と思わされる記事にであった。三谷幸喜氏の連載エッセイ「ありふれた生活」で書かれていたマスク生活についての指摘である。

コロナ禍にあって、ほとんどの人が外出時にマスクをつけることで、新しく出会う人ともまずマスク姿で対面する。三谷氏はこうした状況で「一目惚れ」ということが起こるのかと疑問を発するのだ。一目惚れは、往々にして顔から受ける好印象によって相手のことを好きになるが、マスクで鼻の上部から下の部分が隠されていても一目惚れはあるのかということだ。

顏の一部だけしか見えていないと、隠された部分は想像せざるを得ない。「目もとはステキだけれども口は曲がっているかもしれない」という憂慮や「目は私の好みではないけれども、鼻は高いかもしれない」といった思いなどさまざまだ。

いずれにしても判断材料はマスクからでている目の部分になり、おのずとそこに神経が集中するようになる。優しい目もともあるだろうし、ガツンとくるような魅惑的な目もあるだろう。いずれにしてもコロナが続く限り、目力のあるなしによって人は判断されるし、「目は口ほどに物をいう」日々がしばらく続くことになりそうだ。

コロナ禍後を見越し、米国で早くも新航空会社がサービス開始

新型コロナウイルスの感染拡大はいまだに止まらず、経済的打撃を受けている業界は枚挙にいとまがない。自動車、造船、アパレル、外食など、多くの業界が前年比でマイナス成長に陥っている。旅行業界もその一つだ。

総務省統計局によると、2020年の「国内パック旅行費」の平均支出額は1万516円で、19年比で65%減。「外国パック旅行費」は前年比で87%減となっており、新型コロナによる打撃は深刻だ。これは日本に限ったことではない。

感染者・死亡者が世界で最も多い米国でも旅行業界はマイナス成長に陥っており、その中でも航空会社は大きな損失を出している。カナダ、モントリオールに本部を置く国際航空運送協会(IATA)は、2021年の世界の航空会社の損失額を477億ドル(約5.2兆円)と推計している。

こうした厳しい状況のなか、米ビジネスマンが新しい航空会社を立ち上げたというニュースが伝わった。

業界がマイナス成長の途上にありながら、あえて新会社を起動させた理由はどこにあるのか――(続きは・・・コロナ禍後を見越し、米国で早くも新航空会社がサービス開始)。

世界中で嫌われ者になった中国、南米沖での違法操業に悲鳴

「もう耐えられない。たとえようもない憤怒がこみ上げています」

こう怒りを露わにするのは、国連海洋法に詳しいアルゼンチン人の大学教授。中国は過去何年も、太平洋の反対側の南米沖まで大漁船団を送って違法操業を行っており、一向に止む気配がないことに対する憤りは強い。

中国漁船団の船舶数が10隻前後であれば問題視されてこなかったかもしれない。だが、多い時は300隻を超える船団が操業を続け、南米諸国の漁業関係者が「水産資源が枯渇してしまう」と心配するほどの乱獲を繰り返しているのだ。そのため、最近になって再び中国に非難の目が向けられている。

まず問題になっているのは、国際法違反の行為そのものである。国連海洋法条約では、沿岸国は自国の200海里(約370キロ)の範囲内に排他的経済水域(EEZ)を設定することができる。だが中国漁船団は国際法を無視して南米諸国のEEZ内で操業を行っているのだ(続きは・・・世界中の嫌われ者になった中国、南米沖での違法操業に悲鳴)。

米国のワクチン接種率が如実に示す人種間格差

米社会にいまもって人種格差があることは、多くの人が知るところである。新型コロナウイルスによる死亡率でも、白人と黒人では開きがあり、白人よりも黒人の方が高いことが分かっている。

米民間調査機関APMリサーチラボが昨春公表したニューヨーク市の数字でも、黒人の方が白人より2.4倍も死亡率が高かった。黒人の方が医療保険に加入している割合が低いだけでなく、糖尿病や心臓疾患などの持病を抱える比率が高いことなども影響している。

いま新たに、ワクチン接種率でも黒人より白人の方がかなり高いことが分かってきた。ワクチン接種では、公共機関が人種格差や貧富差などに関係なく、機会均等を前提に実施すべきであるが、そうではなかった。

地域によって差はあるが、フロリダ州マイアミ・ヘラルド紙の調査チームがまとめた結果によると、白人と黒人のワクチン接種率には大きな開きがあった(続きは・・・米国のワクチン接種率が如実に示す人種間格差)。