選挙資金から見たトランプ人気の爆発度、返り咲きの公算大か

ドナルド・トランプ前大統領(76)は2024年大統領選に出馬するのだろうか――。

本人は複数の場で出馬を仄めかしてはいるが、まだ正式に出馬表明はしていない。今年は中間選挙の年でもあり、次期大統領選まで2年以上もある。

ただ、大統領選には出馬表明の時期に制限がなく、前回の大統領選が終わった直後に次期選挙に出ると宣言することもできるため、4年間選挙活動をすることも可能だ。

さらに選挙資金についての規制も緩やかなため、ルールに則って資金を集める限り、無尽蔵に集金できるシステムになっている。

興味深いのは、トランプ氏がここまでに集めた資金の総額がかなりの額になっている点だ。超党派の非営利団体で、米国の政治資金動向を追っている「オープン・シークレッツ」によると、トランプ氏は前回の選挙でジョー・バイデン大統領に敗れて以来、約5億ドル(約710億円)も資金を集めているという。

しかもまだ出馬表明をしていないため、寄付者から集めた資金を自らの訴訟費用に使途したりしている。オープン・シークレッツの報告では、今年6月30日までに集まった資金総額は「5億ドルという控え目な見積もりより実際はもっと多い可能性がある」とさえ記している(続きは・・・選挙資金から見たトランプ人気の爆発度、返り咲きの公算大か)。

海上輸送に劇的変化、先端技術駆使した帆船が主役に?

世界貿易はこれまで、ほぼ全面的と呼べるほど海上輸送に依存してきた。運ばれる商品は半導体からスニーカー、電動式搾乳機に至るまで、世界貿易量の約9割を海上輸送に頼ってきているといわれる。

ただ近年、大型のタンカーやコンテナ船が使用する「バンカー燃料」と呼ばれる汚泥のような燃料が問題になってきている(バンカー燃料とは主に船舶用の燃料として用いられるA重油、B重油、C重油の総称で、A重油は不純物が少なく軽油に近い、B、C重油は硫黄などの不純物が多く含まれ粘度も高い)。

環境に配慮したビジネス慣行がなかば常識化している昨今、バンカー燃料は時代遅れと捉えられているのだ。というのも、バンカー燃料には硫黄分が多く含まれているため、燃やすと一酸化炭素、窒素化合物、二酸化硫黄を発生させるのだ。

それでも海運業界がすぐに大型タンカーを捨てられない理由がある。それは輸送量が航空機などと比較すると圧倒的に優っているためだ。

例えば、全長400メートルの巨大コンテナ船には約2万個のコンテナを積載できるため、すぐに他の輸送法に切り替えられない(続きは・・・海上輸送に劇的変化、先端技術駆使した帆船が主役に?)。

台湾有事、米国の戦略国際問題研究所が徹底シミュレーション

中国は本当に台湾を軍事侵攻するつもりなのか――。

台湾問題で米中の緊張が高まるなか、米首都ワシントンにあるシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)がいま、中国が台湾に軍事侵攻した時の戦争シミュレーションを行なっている。

こうした戦争シミュレーションはこれまでも複数の研究機関で実施されてきた。今回CSISは、2026年に中国が台湾に大規模攻撃をしかけたと仮定し、その対応を様々な角度から研究している。

ホワイトハウスからほど近いビルの5階で、同研究所の研究員だけでなく、退役将校や国防総省の元高官らが、今年9月までシミュレーションを続ける予定だ。

シミュレーションは計22回も行われることになっており、これまで18回が実施され、今年12月に結果が公開される見込みである(続きは・・・台湾有事、米国の戦略国際問題研究所が徹底シミュレーション)。

グリーンランドの氷が異例の速さで溶け始めた!

グリーンランドの氷床が「驚くほど広範囲に、しかも想像以上のスピードで溶け始めている」とのニュースが先週から話題になっている。わずか3日間で180億トンの氷が融解して北大西洋に流れ出たというのだ。

衛星写真を眺めると、グリーンランドの海岸付近に融解池が点在するのが確認できる。

米国立雪氷データセンターのテッド・スキャンボス上級研究員によると、ほとんどの融解はグリーンランド北部で起きており、「180億トンという数字はウェストバージニア州を厚さ30センチで覆うことができる水量」だという。

氷床が溶け出すと直接的には海面の上昇や洪水の発生を誘発することになるばかりか、高潮や海岸浸食など、市民生活に深刻な被害を及ぼす可能性がある。仮にグリーンランドの氷がすべて溶けると、海面がいまより約7.5メートル上昇すると言われている(続きは・・・グリーンランドの氷が異例の速さで溶け始めた!)。

米国のバイデン大統領、1期4年限りで勇退か

「彼が高齢であることは誰もが知っていること。けれども、周囲にいる人間は彼を怒らせることを恐れて、年齢については話したがらない」

過日、ワシントンにいる知人と連絡をとっている時に出た話だ。ジョー・バイデン大統領は今年11月に80歳を迎える。2024年の大統領選で再選された場合、任期終了時には86歳になる。

もちろん米政治史上、最高齢の大統領である。現時点では、バイデン氏は再選に前向きな姿勢でいると言われる。だが米民主党内では「ちょっと待った」との思いを抱いている関係者が少なくない。

本人は2期目に向けて大統領選に挑もうとしていても、党内部では若いリーダーを擁立すべきとの声が高まってきている。米月刊誌「アトランティック」のマーク・レイボビッチ氏は単刀直入にこう述べる。

「ジョー・バイデン氏は2024年の大統領選に出馬すべきではない。歳をとり過ぎている」(続きは・・・米国のバイデン大統領、1期4年限りで勇退か