連日、うだるような暑さが続いている。まだ7月だというのにすでにグッタリである。午後0時30分までに、全国で最も気温が上がったのは静岡県浜松市で、39.2度。都内でも36度を超えた。
昨日21日は、岐阜県多治見市と郡上市八幡、愛知県豊田市で今年初めて40度以上の酷暑日が観測された。
ヨーロッパでも酷暑といえる日が続いており、気象予報データによると、今月ヨーロッパの気温は史上初めて50℃に達する可能性があるとみられている。スペイン、ポルトガル、フランスでは史上最も暑い日が記録されそうだ。
今夏、ヨーロッパでは熱波が猛威を振るっており、今月上記の3国を訪れる観光客は、これまで経験したことのないような気温を覚悟しておくべきである。予報ではポルトガル南部で7月28日頃、気温が50度に達する可能性があり、これはヨーロッパ史上最高気温となる。これまでのヨーロッパ最高気温記録は、2021年8月11日にシチリア島のシラクーサ近郊で記録された48.8度である。
フランスの最高気温記録は2019年6月28日にベラルグで記録された46度。GFSモデルによると、7月31日には南部と南西部のいくつかの地域でこの記録を上回り、大西洋沿岸から少し内陸に入ったボルドーなどでは47℃に達する可能性がある。
7月末の気温異常値マップを見ると、ポルトガル、フランス、スペイン、イタリアの広範囲が濃い赤と黒で塗りつぶされている。これは、気温が季節平均を大幅に上回ることを示すものである。
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のビル・マクガイア地球物理学・気候災害学名誉教授は、ヨーロッパでは年内に気温が50度に達する可能性があると以前から警告していた。同教授は、「太平洋で発生している前例のないエルニーニョ現象による温暖化の影響が最大となる今年と来年は特に注意が必要」と述べている。
同教授はまた、「毎年400億トン以上もの二酸化炭素が大気中に放出され続けているため、ヨーロッパは他のどの大陸よりも速いペースで温暖化が進んでいる。これはタイタニック号80万隻分の重量に相当する。 ヨーロッパの平均気温は100年前と比べて2℃以上上昇しており、極端な高温現象はさらに増加していくと思われる」と警鐘を鳴らしている。