戦争をやめられない人間の特性

21世紀になって既に四半世紀が過ぎたが、人間はいまだに戦争をやめることができない。人類5000年の歴史を振り返っても、「戦争の歴史」と言い換えてもいいくらい争いを繰り返している。

毎朝、仕事始めにネットで世界のニュースをチェックするが、今日のトップは「ヒズボラ、イスラエルにロケット弾攻撃」だし、次のニュースも「ホルムズ海峡:無許可通航なら船舶破壊」と、きな臭い話が続く。戦争が悲劇しかうまないことは誰しもが知るが、国の政治を司るインテリと称される人たちがその悲劇を生み出しているのだから言葉がでない。

人間がいつの日か、戦争という悪行の邪悪性と陰湿性を認識して、2度と繰り返さなくなるとの希望的観測を持っているが、その願いが叶う日はまず訪れないということも承知している。戦争・争い事はある意味で、人間が抱え持つ特性であると思われるからだ。

子どもの時から友達と喧嘩をしただろうし、親子喧嘩や夫婦喧嘩もなくならない。そうした人間どうしの小競り合いの延長戦上に国家間の戦争があるとも考えられる。そうなると、人間が人間である以上、戦争というものはなくならないのかもしれない。

戦争の主な5つの要因

1. 領土・国境の争い: 領土の拡大や支配をめぐる争い

2. 資源・経済的利害: 石油、鉱物、水、食料など、限られた資源の獲得

3. 民族・文化的対立: 民族的な違いや不寛容による対立

4. 宗教・信条の相違:  宗教的な価値観の違いや、信仰の対立

5. 政治的闘争:     政権への不満、イデオロギーの対立、権力者の思惑 

ザブーンといきたい!

photo courtesy of Pinterest

ネットサーフィンをしている時に綺麗なビーチの画像にであったので載せます。どこのビーチかはわかりませんが、ザブーンと行きたくなります・・・。

トランプ版、軍事大国へ

239兆円という金額を聞いて、皆さまは何を思われるだろうか。

実は日本の2026年度の国家予算は約122兆円なので、239兆円という数字はほぼ倍にあたる。米トランプ政権は3日、2027会計年度(2026年10月~2027年9月)の政府予算の要望「予算教書」をまとめ、国防費が前年度比4割増の1.5兆ドル(約239兆円)になっていることがわかった。これはもちろん世界最大の軍事支出である。ちなみに、米国の国家予算は総額2兆2000億ドル(約350兆円)という巨費である。

トランプ政権が要求する国防費には、政権が提案するミサイル防衛システム「ゴールデン・ドーム」の予算や、新しい「トランプ級」戦艦を含む海軍艦艇の国内生産拡大の予算が含まれる。これは国防総省がイランとの戦争のために求めている2000億ドルの追加予算とは別枠であり、紛れもなく「力による平和」を実現しようというトランプの思惑の現れである。

政権はまた、国防費拡大と引き換えに、住宅や教育関連の一部プログラムを廃止するなど、国内各省庁の支出削減を求める方針であるという。今月1日にホワイトハウスで開かれた非公開の昼食会で、トランプは軍事支出を国家の最優先課題にしていくという趣旨の発言をしており、着実に軍事大国への道を歩み始めていることがわかる。

トランプのテレビ演説

日本時間4月2日午前10時から、ドナルド・トランプ大統領(以下トランプ)がホワイトハウスで対イラン軍事作戦についてのテレビ演説を行った。CNNで観たが、最初から自画自賛のトーンで、米軍がいかに強大であるかを説き、イランというテロ国家を許さず、核兵器の保有は断じて許容してはいけないという強い思いを口にした。

イランを「世界最大のテロ支援国家」と述べ、1カ月ほど前から開始したエピック・フューリー作戦によって「米軍は戦場で迅速かつ圧倒的な勝利を収めました。かつて誰も見たことのないような勝利」でイランは壊滅状態であると説明。そして「テロ政権を率いていた指導者たち、そのほとんどが既に死亡している」と語った。

さらに自画自賛は止まらず、「戦争の歴史において、敵がわずか数週間でこれほど明白かつ壊滅的な大規模な損失を被った例はかつてありません」と述べた。ただ容認できる発言もある。「(イラン政府が)核兵器を保有することは、到底容認できない脅威です」という下りはその通りで、イランに核兵器を持たせてはいけないというのは多く方の共通する認識。

そして演説の後半ではまた自身を褒め称える言説を披露した。

「私たちは史上最強の経済を築き上げてきました。そして今、史上最強の経済を享受しているのです。たった1年で、私たちは衰退し、疲弊しきっていた国、、、そう言うのは気が引けますが、前政権下ではまさに衰退し、疲弊しきっていたのです。それをインフレゼロで世界最高水準の経済成長を遂げた国へと変貌させました」

ただこの言説からもわかるように、トランプは何があっても自信を失わず、前を向いているということである。今日の演説ではそのポジティブな姿勢があらためて浮き彫りになった。