一人でレストランに入って食事をすることに何の抵抗もない人は、以前よりもさらに増えているという。「おひとりさま」という言葉が流布したのは2009年にTBSで観月ありさ主演のドラマが流行ったからだと思うが、いまや「ぼっち飯」をしている人を見て寂しそうだと思う人は2割以下になっている。
米国でもおひとりさまは以前よりも増えており、レストラン予約サイト「オープンテーブル」によると、1人で食事をする人は前年より8%増えたという。米国では以前であれば、1人で食事をすることに抵抗がある人が多く、「友達がいない」「孤独な人」などと思われることもあった。
おひとりさまが増えている理由として、CNNは米国の人口の約30%が一人暮らしで、過去最高を記録しているだけでなく、「自分のペースで食べられる」「自分の時間が持てる」「人に気を使わなくて済む」などといった理由でおひとりさまがさらに増えていると伝えている。
さらに自分へのご褒美と捉える人も増えているだけでなく、 スマートフォンの普及により、1人でいるときも他者とつながれることも役立っているのではないかとの見方もある。前出の オープンテーブルのデビー・スー最高経営責任者(CEO)は、おひとりさまの増加は自己愛と自己規律、そして自分自身を楽しむという広範な動きが背景にあるのではないかと分析している。
今晩もヒトリ・・・というあなた。自由を満喫してください!