ポストコロナ、急増中の海外出張・旅行の新しい形とは

2020年初頭から蔓延している新型コロナウイルスにより、世界中で健康被害だけでなく、企業活動にも大きな影響が出ていることは言うまでもない。

企業出張という点に着目しても、コロナ前と比較すると依然として支出額は50%を下回っており、2019年の水準に戻るにはなおも時間がかかりそうだ。それでも少しずつ、各国で外に出て行く制限が緩和されて、ゆっくりとではあるが回復基調にある。

米ヴァージニア州にあるグローバル・ビジネス・トラベル協会(GBTA)が最近行った世論調査によると、回答を寄せた米企業のおよそ4分の3(74%)はいま、海外出張を認めており、今年2月は前年比で48%増を記録した。

業種によって復調のペースは違うが、予想以上にビジネス関連の出張が伸びているところもある。(続きは・・・ポストコロナ、急増中の海外出張・旅行の新しい形とは)。

字幕なしで洋画を観るまで

今週号の「週刊文春」の漫画「沢村さん家のこんな毎日」の中に、「字幕なしで英語の映画見られるようになりたい」というセリフがあった。

多くの方がそう願っていることは知っているし、このセリフがそうした方々の気持ちを代弁していることも知っている。俳優の口から速すぎると思えるほどのスピードで英語が繰り出されると、単語がところどころ聴き取れればいい方かもしれない。

私はアメリカに25年も住んでいたので、イチオウ普通に理解できるのだが、「アメリカ人と普通に会話ができるようになった」と思えたのは渡米してから2年ほどたった頃である。私は留学という形でアメリカに行ったので、渡米前にTOEFLを受けたが、テストでそれなりの点を取ることと、あらゆる局面で英語を使いこなすこととは大きな違いがあり、本当に英語を使えるようになるまでには時間がかかった。

以前、仲のよかったスウェーデン人と英語学習について話をしたことがある。彼はアメリカに来た時点で、ほとんど「アメリカ人ですか」といいたいくらいのレベルの英語を操っていた。話を聞くと、彼が特別なわけではなく、多くのスウェーデン人が彼と同じレベルの英語を話すと言った。

理由は「小学校2年から英語をやる」ということだった。しかも英語でモノを考えることが重要であると指摘した。日本の文科省も同じように小学校2年くらいから英語でモノを考える時間を作り、日本語に訳さないで会話をする授業をすれば、高校卒業するくらいには多くの人が普通に話ができるようになるのではないか。

もちろん万単位で外国人の教師を雇用することになると思うが、無駄遣いと思えるようなところに国家予算を使うのであれば、惜しくないはずだ。やってできないことではないと思っている。

東大生の大相撲力士

いま私が注目しているアスリートがいる。東大在学中の大相撲力士「須山」だ。すでに多くのメディアに取り上げられて、ご存知のかたも多いかと思う。まだ前相撲の段階なので、序の口力士にも達していないが、彼は大関を目指しているという。

アスリートという言い方は相撲取りにはふさわしくないかもしれないが、角界に入って上を目指す気構えはすでにできている。身長180センチ、体重104キロの体格はいまでは小兵に分類されるかもしれないが、須山はすでに2勝しており、あと1勝すると前相撲から抜けていく。

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須山は東大の相撲部で主将も経験しているが、大学相撲で際立った成績をおさめたわけではない。それよりも新弟子検査を受ける年齢の上限が25歳なので、ギリギリで木瀬部屋の門をたたいてプロデビューしたという流れだ。それは外務官僚の道を選ぶよりも、自身が描いた夢をまず追及してみた結果である。そこに人間としての魅力がある。

実は須山はまだ東大の学生で卒業していない。東大の前に慶応大学にも通っていたため少しばかり歳がいっている。しばらくは卒業のために学業と相撲の両立のようだが、ぜひ大関とはいわず横綱を目指してほしいと思っている。