初の女流棋士誕生に乾杯!

これほど嬉しいニュースがあるだろうか。これまで保守的、閉鎖的と言われてきた将棋界に、初めて女性の棋士が誕生するのだ。女性がこれまで一人もプロ棋士になっていなかったというのも驚きであるが、西山朋佳氏がプロとして将棋を指すとことがいかに狭き門だったかがわかる話である。

西山 朋佳 — 棋士、女流棋士データベース — 日本将棋連盟
西山朋佳 
Photo courtesy of Japan Shogi Federation

棋士という言葉は、一般的には将棋を指す人のことをいうのだが、将棋界では日本将棋連盟に所属する4段以上のプロ棋士を指している。というのも、将棋は全国で指されているが、現役のプロ棋士(4段以上)は174人(2026年10月1日時点)しかいない。それほどプロ棋士になることは難しいことなのだ。

ところが、将棋を指す競技人口は全国に約430万人もいると言われている。その中で女性は約10万人。確かに映画やドラマで家の縁側で将棋をさしているのは「ご隠居」と呼ばれるような老年の男性が多く、女性はほとんど登場していない。

西山さん(31)が実際にプロ棋士になるのは2017年4月1日ということだが、男性棋士をどんどん薙ぎ倒して歴史をつくっていってほしいものである。

いつもお読み頂きありがとうございます

昨日、ある雑誌記事を読んでいると、書き手が「われわれの仕事は読んでくださる方がいるので成り立っており、読者の方への感謝の気持ちを忘れてはいけない」ということを記していた。

まさにその通りで、こうしたブログはネット上で無料で読めるが、市販されるものは金銭を支払ってお読みいただいているので、書き手はいつも謙虚でなければいけないと思う。斬新なアイデアを思いついたり、新しい情報を提示するときでも、こちらは常に一歩引いているべきであって、「どうだどうだ。わかったか」という態度は控えなくてはいけない。

私は80年代からモノを書き始め、1990年にフリーのジャーナリストとして独立したのですでに40年近くがたつが、こうして書き続けていられるのも読者の方がいたからであって、本当にありがたいと思う。

これからも書き続けられる限り書いていきますので、おつき合いいただけますと幸いです。

リーディング・グラス

いつ頃からだろうか。リーディング・グラス(老眼鏡)をかけるようになったのは・・・。

遠くのものが見えづらくなって眼鏡をかけ始めたのは高校時代である。それからコンタクトレンズを入れるようになり、何十年も大きな問題はなかった。そのうちに近くのものが見えづらくなってきて老眼鏡をかけるようになった。オジジになった証拠である。以来、2種類の眼鏡をかけている。

実は私がまだアメリカにいた頃、レイシック(LASIK)という視力矯正手術を受けたことがある。2000年のことである。以後、しばらくは眼鏡がいらない日々が続いた。しかし、レイシックの手術をする時、医師から「視力は少しずつ悪くなるかもしれません」ということは言われていたので、覚悟はしていた。その通りになり、今は遠くを見るときも近くのものを見るときも眼鏡が必要である。

来年70歳を迎えるので、「これが歳をとるということなのか」と思っているが、やはり若い時のように近くも遠くも裸眼で対応できるのがベストであることはいうまでもない。ただ、近年は視力を落とさないための医療技術や近視抑制法が飛躍的に進歩しているので、また新しい技術・治療法をトライしてもいいかなとも思っている。

全米で反トランプデモ

11月3日に実施される米中間選挙を前に、全米の約3000カ所で17日、反トランプ集会が開かれた。トランプ大統領(以下トランプ)のような指導者はいらないとする抗議行動で、「No Kings(王はいらない)」と書かれたプラカードを掲げて全米中で多くの人が集まった。

(Photo courtesy of Capital News Service)

これだけ大規模なデモが行われても、トランプの大統領としての任期は2029年1月20日まで安泰なので、トランプ自身は痛くも痒くもないはずで、「好き勝手にやってろ」という心持ちでいるのだろうと思う。ただ、中間選挙では共和党議員が議席を失う可能性が高いため、今後トランプの推し進める法案が議会で否決されると、思い通りの政策が進められなくなる。

米国でいま、多くの国民がトランプ政権に異を唱えているのは、ガソリン価格や食料品などの値上がりだけでなく、トランプの経済政策への本質的な疑念が生まれているからで、トランプとしては今後しばらく辛抱の時期が続きそうである。