目を見張りました!

何に目を見張ったかと言えば、ある男性にである。

先日、ランチを食べに自宅近くの中華料理店に入った。いわゆる「町中華」である。私のテーブルの斜め前に、白髪を綺麗に整えた70代半ばと思える男性が文庫本を読みながら座っていた。

すでに大ジョッキの生ビールを注文していて、一人で飲んでいる。ランチに一杯やることは悪くないが、大ジョッキを昼間からグイグイやっていたので、少しだけ「飲むなあ」という思いがあった。すぐに男性のところに水餃子が運ばれてきた。ウェイトレスが言った。

「ハイ、水餃子2人前」

私は「この人は水餃子とビールをランチにしているのかもしれない」と勝手に思った。大ジョッキが空になる頃になって、ウィイトレスが今度は焼酎のボトルと氷を運んできた。私はまた「昼間から飲むなあ」と心の中で呟いた。

斜め前の席だったので、視界にすべてが入る。男性は水割りではなくオンザロックで焼酎をグイグイやり始めた。顔色ひとつ変えずに飲んでいる。アルコールに強いことは歴然としているが、私が目を見張ったのは、餃子が食べ終わった頃に大皿の八宝菜とドンブリご飯、そして味噌汁と杏仁豆腐が運ばれてきたことだ。

その間も男性は文庫本も読みながら、ひたすら飲み、食べ続けていた。しかもどうみても私よりは高齢であるし、まったく太っていないのだ。やってくれるものである。しかも飲みっぷりだけでなく、食べっぷりもいいので、久しぶりに人の食べる姿を見て感動を覚えたほとである。

帰り道、あの人に『飲みすぎはよくない』といった陳腐な忠告は必要ないと思った。すべてを理解していて、このままでいいという達観があるように思えたからである。参りました!

マスクはもうしない?:新型コロナ(31)

変わり身の早さがアメリカの特徴といえば言えなくもないー。

今月2日、アメリカ南部テキサス州とミシシッピ州の両知事がマスク着用を終わらせて、商業活動の全面再開に入ると発表した。

このニュースを耳にして、「慌てすぎでしょう」という言葉が口からでたが、両知事は本気なのだという。すでに知事令が出ている。アメリカでは日本よりも早くから一般市民へのワクチン接種が始まっているが、医療関係者からはマスクを付けずにコロナ以前の生活様式に戻ることは時期尚早であるとの憂慮が示されている。

両州ではレストランなどの一般店舗の入店制限がなくなるが、今後は変異種が蔓延する可能性が高いことから、ワクチンを打ったとしても警戒しつづけなくてはいけないことは子どもでもわかる。

しかも両州の新規コロナ感染者はゼロに近くなったわけではないのだ。調べると、テキサス州の新規感染者は7240人(3月2日)で、ミシシッピ州(3月1日)は199人だった。特にテキサス州は感染が収束したとは言えず、この時期にマスクをつけず、元の日常生活にもどることは元の暗闇に舞い戻ることに等しいかもしれない。

新しい英語(13)

今朝、ネットで英語の記事を読んでいると、これまで目にしたことのない曜日を表す単語が目に入った。

Blursday(ブラーズデー)。

少なくとも、最後に「day」がついているので曜日であろうことは想像できたが、そのあとがはっきりしない。ネットで調べるとすぐに分かった。意味は「あいまいな日」だった。

「ぼんやりした」とか「曖昧な」という意味の「blur」を最初につけて、dayの前にSを置いた造語だった。昨年からコロナが世界的に蔓延し、リモートで仕事をする人が増えたことで曜日の感覚が希薄になり、「今日は何曜日なんだろう。まあ、いいか」といった日をブラーズデーということにしたようだ。

コロナによる人口減の衝撃、米国は成長モデル失う

新型コロナウイルス感染症が世界中に蔓延し始めてからほぼ1年が経つ。

日本を含めた多くの国では感染者数と死亡者数が減少しているが、社会全体に目を向けると直視しなくてはいけない別の問題が浮上してきている。コロナを抑え込むことが最重要課題であることは論を俟たないが、特に米国などでは大恐慌以来と言われるほどの社会現象が起きている。人口減少だ。

それは日本時間2月23日時点でコロナによる死亡者累計が50万人を突破したという事実だけでなく、人口構造の変化を伴うことですらある。

人口減少について述べる前に、コロナだからこその人口動態の変化について記しておきたい。実はコロナの影響によって、多くの米市民が都市部から去っているという現実がある。コロナというパンデミックによって都市部の活力が失われてさえいる(続きは・・・コロナによる人口減の衝撃、米国は成長モデル失う)。

ダンボール箱が好きです

寝場所は決まっていません。机の上だったり、ベッドの上で寝息をたてたり、竹籠の中で静かになっている時もあります。

わたしは今日、自宅で原稿を書いていたので、そんな日は仕事部屋にやってきます。デスクのすぐ横に置いてあるダンボール箱がお気にいりです。