山上被告は無期懲役が妥当

安倍晋三元首相を殺害した山上徹也被告(以下山上・45)の弁護人が4日、無期懲役という判決を不服として控訴したが、私は極刑でもいいとさえ思っていたので、控訴には納得がいかない。

ただ、極刑は世界的にみると減少傾向にあり、今の世の中の流れに逆行する行為として捉えられている。いくら重罪を犯したからといっても死刑という罰はあってはならないというのが多くの国の考え方になっているが、感情的には山上は許すべからずである。

いくら山上の母親が旧統一協会に入信し、多額の献金をして家庭が崩壊したからといって、その矛先を安倍氏にむけて命を奪うというのは言語道断である。ティーンネイジャーの暴走による殺害ではない。ましてや安倍氏は元首相であり、一人の人間の命を奪ったことに対する責任はしっかりととらなくてはいけない。

以前、当ブログでも記したが、わたしは死刑廃止論者である。かつては、凶悪犯は極刑に処されるべきだと思っていたが、後年、考え方が変わった。一番の理由は、いくら大罪を犯しても国家が人の命を奪ってはいけないと思うようになったからだ。

そのかわり無期懲役ではなく、日本にはまだ導入されていない終身刑の法整備をすべきだと考える。終身刑は基本的に仮釈放が許されず、死ぬまで塀の中で過ごさなくてはいけない。大罪を犯した凶悪犯を更生するなどという考えは捨てるのだ。

だが、命には手をかけない。これが近代国家のあり方だろうと思う。

オヤジ番組をどうして作らない?

テレビを観ていて思うのは、多くの番組は若い人を想定視聴者として制作されているということである。20代から40代くらいが主な対象者で、高齢者をターゲットにした番組は極めて少ない。確かに、「老人」が出てくるよりイキのいい若者が画面にでていた方が活気があっていいのだろうが、私のような70歳近い人間にしてみると、世代の格差が際立ちすぎて「もう観ていられない」という印象を抱いてしまう。

老人の戯言(たわごと)と思われるかもしれないが、こちらは70年近く生きているので、バラエティー番組を観ていると、「そんなことはもうすでに経験済みだよ」「また同じことやっているよ」といった思いが去来する。老人が主役では今度は若い人たちが観なくなることはわかるが、いまや高齢者は驚くほど多い。

2025年9月時点で65歳以上の人口は3,619万人。総人口に占める割合(高齢化率)は29.4%と過去最高である。およそ3人に1人が高齢者なので、その3分の1にあわせた番組編成をしても視聴率はそれなりに期待できるのではないか。

テレビ局には一考していただきたいと思うことしきりである。

トランプの新たな訴訟

「懲りない人」というのはまさにトランプ大統領(以下トランプ)のことを言うのだろう。

朝起きてネットで海外ニュースをチェックすると、トランプが米政府を相手どり、100億ドルの損害賠償請求をしたという。100億ドルは今日のレートで約1兆5300億円という大金で、大統領でありながら、米政府からカネを巻き上げようという行状は呆れてものが言えない。

2019年と20年の納税申告書がメディアに公開されたからといって、これだけの巨費を、よくもまあ「しゃあしゃあと」を請求できたものである。一般の人にしてみると、トランプが富裕層の人間で、億万長者であることは誰もが知っており、納税額が明かされたとしてもほとんどの人は驚きもしないだろう。

にもかかわらず、自国政府に対して損害賠償を求めるという行為に、良識のなさを感じざるを得ない。大統領が自国政府から1兆ドル以上の金額を要求するという考え方に、いったい誰が同調できるだろうか・・・。

沖縄そば

ときどき無性に食べたくなる沖縄そば。29日のランチに、有楽町交通会館地下1階にある沖縄そば専門「やんばる」に行ってきました。

相変わらずの味で、笑顔を携えて帰ってきました。