これでいいのか米国、爺さん対決に国民から疑問の大合唱

「おじいちゃん対決」

こう揶揄されてもおかしくない対決になりそうなのが、来年11月に行われる米大統領選である。現職ジョー・バイデン大統領は現在80歳。仮に再選を果たし、2期目の大統領職を務め上げたとすると86歳になる。

一方、共和党からは「夢よもう一度」とばかりに、ドナルド・トランプ前大統領が出馬しているが、同氏もすでに77歳。多くの有権者は高齢者対決について「もう少し若い候補はいないのか」との思いを抱くが、実は両氏とも党内での支持率は高いままなのである。

9月初旬の世論調査(モーニング・コンサルト)によると、バイデン氏の民主党内の支持率は76%。同党からはバイデン氏に挑むため、弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)と女性作家のマリアン・ウィリアムソン氏(71)が出馬している。

しかし、ケネディ氏の支持率は9%と低迷。ウィリアムソン氏に至っては3%しかなく、今後浮上する可能性は低い。さらにバイデン氏のこの支持率は、今年4月、7月に実施された調査よりもむしろ高くなっているほどなのだ(続きは・・・これでいいのか米国、爺さん対決に国民から疑問の大合唱)。

ある日の光景

私の仕事場のすぐ横を走るのが「丸の内仲通り」という道で、歩道が広く、木々も多いので散歩にはもってこいだ。

最近はほぼ毎日のように、ここでファッション誌の撮影が行われている。今日(14日)も冬用のコートを着たモデルさんが佇み、シャッターが切られていた。

60代の平均貯蓄額

ネットで調べものをしている時、年代別の平均貯蓄額という表が目にとまった。人がいくら貯蓄しているかはなかなか気になるところだが、 金融広報中央委員会というところが発表している数字(令和4年)なので、信憑性は高そうだ。

人間は人と比較をすることで自分の立ち位置を決めるようなところがあり、これは国を問わず、どこでも同じだろうかと思う。

私は現在66歳。60代の貯蓄額をみていくと、平均が1388万円とある。高いようであり低いようでもあるが、それなりの額である。ただこの1388万円は何千人もの貯蓄額の平均であって、億単位の貯蓄をしている人も当然含まれる。何十億円ものお金がある人も含まれるので、平均額はかなりあがってしまう。

そういう場合を考慮して、本当の平均といえる「中央値」という数字も発表されている。60代はこの中央値が300万円とでている。もちろん、どの年代でも貯蓄どころか借金を抱えている人がいるし、貯蓄ゼロという人たちもいる。そうした全体像を眺めると、貯蓄額が300万円というのが「普通」なのかもしれないが、なかなか判断は難しい。さらに、この数字には不動産等の資産は含まれていない。あくまで貯蓄額ということである。

それでは私の貯蓄額は、、、、いえるわけないでしょう!

人生はいつからでも新たなスタートを切れる

昨日(9日)の朝日新聞夕刊にたいへん興味深い記事がでていた。元暴力団員の男性(48)が、暴力団から足を洗い、3年ほどで慶應大学合格を勝ちとったというのだ。

斎藤由則さんは神奈川県小田原市出身。5歳で両親が離婚し、母親と2人で生活をしていたが、中学くらいから非行を繰り返し、何度も補導されたあと、17歳で窃盗と傷害で少年院に入る。少年院をでてからは指定暴力団「山口組」の傘下組織に入り、「ヤーさん」の仲間入りをする。

犯罪を繰り返し、23歳時の犯罪でその後7年間も服役することになる。出所したあと久しぶりに母親と会うとやせ細っていた。「このままでいいのか」とようやく思い、ヤクザの世界から足を洗った。

そのあと新聞配達やタクシー運転手など、さまざまな仕事をしたが、自分が勉強をしてこなかったので、また「このままでいいのか」と自問し、勉強をし始めた。42歳になっていた。その時は広島市に住んでおり、同市にあるゼロから教え直すという学習塾にはいり、慶應大学をめざすと宣言。

アルファベットやかけ算から学び直した。英単語は月に1000語ずつ覚えていく。そして2018年8月に高校卒業程度認定試験に合格。1日に13〜15時間ほど勉強して、2020年春に慶應大に合格する。

周囲からは「元ヤクザが慶應なんかにいけるわけがない」と言われたが、見事に合格を勝ち取り、いまは司法試験にむけて勉強している。そしてこう述べる。

「人生はいつからでもやり直せる。決してあきらめないで」

斎藤さんのひたむきな姿勢には脱帽である。

金正恩の股をくぐっても欲しい砲弾、プーチン・金正恩会談に米国警戒

北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記とロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2023年9月、ウラジオストクで会談すると報じられている。

ホワイトハウスは米国の主要な敵対国である2国が武器交渉を「活発に進めることになる」として、警戒感を強めている。バイデン政権のカリーヌ・ジャン=ピエール報道官は先週、「我々は以前から、ロシアが北朝鮮から軍需品を積極的に入手することを警告してきた」と発言。

2国が今まで以上に緊密になることで、ジョー・バイデン大統領も新たな対応策を考えざるを得ない状況になってきている。米バージニア州ジョージ・メイソン大学公共政策大学院のマーク・カッツ教授は、「(今回の会談は)より直接的でオープンな『新たな支援の時代』を示唆するもの」と述べ、国際関係に新たな緊張が生まれつつあると指摘する。

「新たな支援の時代」というのは、これまで北朝鮮が軍事物資を海上輸送してきたのは輸送を隠蔽するためであり、これからは直接、鉄道を使ってロシアに送ることになるという(続きは・・・金正恩の股をくぐっても欲しい砲弾、プーチン・金正恩会談に米国警戒)。