「王道の洋食」と言ったらいいかもしれません。東京御徒町にある「キッチンさくらい」。これまでも、そしてこれからもずっと変わらぬ洋食を食べさせてくれる店であると思っています。
メニューに説明はいらないでしょう。

過去2日ほど、米連邦議会ではトランプ政権の最後の一悶着と呼べる騒動があった。
選挙人投票の結果はバイデン氏の勝利であったが、何がなんでも「トランプ勝利」にもっていきたい熱狂的な支持者たちは、連邦議会のガラスを叩き割って議会内に侵襲。米TVの映像を見る限り、南部連合の旗を掲げた侵入者たちはいわゆる「レッドネック」で、あとさき構わずに行動してしまった輩たちだった。結局4人が亡くなる惨事となった。
トランプ氏は昨年末から、こうした熱狂的な支持者に対して暴動もあり得るという内容を仄めかしていた。そのため今、トランプ氏こそが暴動を扇動して無政府状態を求めた張本人であると糾弾されている。
議会に侵入したところで結果が覆るわけもなく、個人的には「トランプ氏は罷免されるべきサイコパス」だと考えている。同氏を支持していた共和党保守派の人たちも政権最後になってトランプ氏の血迷った言動に落胆し、支持率を落としたと読む。それにより、ジョージア州での上院決戦投票でも共和党は敗れ、2議席とも民主党に流れた。自業自得とはこのことである。
今年のアメリカはどうなるのかー。
コロナ患者が増え続けているアメリカは、感染者の累計が2000万人を突破。感染はさらに拡大しています。そしてバイデン氏は新大統領としてどういった舵取りをするのでしょうか。明日、FMラジオで話をします。
・1月6日(水)出演は9:00am過ぎから ジャパン・エフエム・ネットワーク『OH! HAPPY MORNING』
今日、ネットである英文記事を読んでいると、感心させられるコメントに出会った。
「いまだにベストショットは撮れていない」
山に写真を撮りに行って「まだいい写真が撮れてない・・・」といったニュアンスではない。ティム・ペイジという元UPIの英写真家はいま76歳だが、50年以上のキャリアがありながら、いまだに人生のベストショットが撮れていないと呟くのだ。
ベトナム戦争もカバーしているペイジは、これまで約75万枚の写真を撮ってきた。それでもまだ自分が本当に満足できるショットは撮れていないという。
彼の撮った写真は米首都にあるスミソニアン博物館などにも飾られているし、自分でも「私はかなりいい写真が撮れると思っている」と述べるが、同時に「もっといい写真が撮れるはずだ」との思いを抱き続けているという。
これこそが仕事をする人間のもつべき志であり、覚悟であり矜持かもしれない。