普段の生活の中でくしゃみがでることはたまにあるが、私の場合、風邪の前兆や鼻がむず痒いときにクシュンとなるのは2回までだ。ただ3回連続という時があり、それが花粉症のサインである。
あらためて述べる必要もないだろうが、花粉が体内に入るとリンパ球が花粉に対抗するために IgE抗体をつくる。 IgE抗体はマスト細胞という細胞にくっつき、ヒスタミンという化学物質を分泌して花粉を体外に出そうとする。それがくしゃみや鼻水、涙になるわけだが、近年になって花粉症の人は以前よりも増えているという。
ウェザーニュースが 10,567人にアンケートをとった結果、55%の人が花粉症と回答している。 NHKの調査では、1998年には19.6%だったが2008年には29.8%に、2019年には42.5%となり、そして現在は半数以上の人が花粉症になっている。 ただありがたいことに、久光製薬がだしているアレグラFXが私には大変効いており、1日2回服用することで症状はほとんど出ない。しかし、ひとたび花粉症になると、一生つきあっていかなくてはいけない可能性が高く、この時期は薬が手放せない。