ここは飛行機の中です(2)

昨日のブログで、アフガニスタンから飛び立った米軍のC-17に640人の市民が搭乗した写真をアップした。17日午前11時のことである。

今日(18日)の朝日新聞の夕刊を見て驚いた。なんと同じ写真が夕刊一面の左側に大きく使われていたからだ。思わず呟いてしまった。

「朝日さん、遅いよ!」

私がブログに載せた時点で、すでに欧米メディアの中には同写真を掲載しているところもあった。日本の新聞の購読者数が減っているのはこういったところにも理由があるのかもしれない。

ここまできたネット翻訳

インターネット上での自動翻訳機能が使えるようになってからずいぶん月日が経つ。言語数はすでに100を超えており、便利になったことは間違いない。もちろん無料である。

ただこれまで、私はネット翻訳には頼ってこなかった。くどいようで申し訳ないが、25年もアメリカにいたので「自分でさせていただきます」、「自分でやった方が勉強になりますから」という姿勢でいたからだ。

さらに、何度かネット翻訳を試みてみたものの、翻訳の完成度がお世辞にも仕事で使えるレベルに達していないこともあった。AIが導入されても、さまざまな文化を内包する形で発達してきた各々の言語を、的確に、さらに機械には推し量れないであろう言葉の機微を表現することは無理があると考えてきた。

しかし最近、たいへん上質なネット翻訳をするサイトもあることを知り驚いている。「DeepL(https://www.deepl.com/ja/translator)」という無料翻訳サイトは、私が知らなかっただけかもしれないが、これまでのどのサイトよりも質の高い翻訳を提供している。今日は少し長くなるが、例文もだして、複数の翻訳を比較してみたい。まず原文を記す(CNNから)。

While the US military will retain authority to carry out strikes against the Taliban in support of Afghan forces, as CNN reported on Friday, that authority does not necessarily extend to counter-terrorism operations in the country against those suspected of planning attacks against the US homeland or allies.

<グーグル翻訳>  CNNが金曜日に報じたように、米軍はアフガニスタン軍を支援するためにタリバンに対してストライキを実施する権限を保持するが、その権限は必ずしも米国本土に対する攻撃を計画している疑いのある人々に対する国内のテロ対策作戦にまで及ぶわけではない。または同盟国。

<エキサイト翻訳> 米国軍隊が、アフガニスタンの力を支持してタリバンに対してストを実行する権限を保有する間、CNNが金曜日を報告したように、その権限は、必ずしも、米国母国または同盟国への攻撃を計画すると疑われているそれらに対して国のカウンターテロ操作に拡張しない。

<Weblio翻訳>  米軍がアフガニスタン軍隊を支持してタリバンに対するストライキを行う権限を保持する間、CNNが金曜日に報告したように、その権限が米国祖国または同盟国への攻撃を予定する疑いがある人々に対して国でのテロ対策事業に必ずしも及ぶというわけではありません。

<DeepL翻訳>  金曜日にCNNが報じたように、米軍はアフガニスタン軍を支援してタリバンへの攻撃を行う権限を保持しているが、その権限は、米国本土や同盟国への攻撃を計画していると疑われる者に対する国内でのテロ対策活動には必ずしも及ばないという。

最初の3翻訳は、ほとんど理解できないほどの混迷をきたしている。不正確というより日本語として成立していない。「意味を汲んであげましょう」という姿勢で読まないといけない。しかし、最後のDeepLは翻訳として成立している。ここまできたということは、今後はさらに進化していくということでもある。

これからは頼ってしまうかも、、、。

エゴサーチ(2)

いまでもたまにエゴサーチをする。4年前にも当欄で同じようなことを書いたが( エゴサーチ )、相変わらずネット上では私の知らないところで「堀田佳男」が持ち上げられ、けなされ、おちょくられている。インターネットの特性から、どうもがいても自分の力のおよばない領域があることはよく理解しているつもりだ。

いまだに1996年の大統領選で、結果予想を外して坊主になった時の写真がネット上で使われている。なかには「この写真は使い勝手がよさそう」とわざわざ述べて、私の坊主写真をSNSにアップしている方もいる。もちろん当方から許可を得ているわけではなく、「またやられた」といったところだ。

私にとっては痛打になっていないので、こちらから連絡を入れることはほとんどないが、事実に反することが書かれていたり、明らかに間違っていることが述べられていたら、連絡先を調べて「違います。何か言いたいことがあったら直接ワタシに言ってこい」と対応しようと思っている。だが、いまのところそうした事態には至っていない。

最高裁、夫婦別姓を認めず

23日午後、最高裁はふたたび夫婦別姓を認めないという判断をくだし、個人的には「明治時代から脱していない」という思いを強くした。2015年の裁判でも夫婦別姓は認めずという判断だったが、6年間の月日で最高裁判事の考え方が変わるかと期待したが、何も変わらず、落胆を通り越して怒りさえこみあげた。

夫婦の姓名を同じにすることを義務付けた民法と戸籍法を今年も合憲としたわけだが、現行法は約120年前に制定されたもので、明治時代からの名残りであり、いまの時代にそぐわないと私は考える。現行制度は日本社会に定着しているので変える必要がないという保守的な判断は、司法界が変化をこのまず、時計の針をそのまま止めていたいとさえ思えてしまう。

世の中の変化を前向きに捉えて、夫婦別姓を選択肢に入れるという判断が何故できないのだろうか。民法750条と 戸籍法74条及び14条1項 には確かに夫婦は同一の姓名にしなくてはいけないと記されている。しかし憲法13条には、 氏名は個の表象であって、個人の人格の重要な一部であり、人格権を構成するものであると述べられており、夫婦が別姓を名乗っても問題はないと解釈される。ヒトコトで述べるならば、最高裁判事は過去の判例を覆すだけの剛勇を持ち合わせていなかったということである。

他国を眺めると、中国では夫婦別姓は一般的だし、北朝鮮でさえも夫婦別姓を実施している。イギリスやアメリカ、フランスなどは夫婦別姓が当たり前なので、法律に規定されもしていない。日本はこのままずっと夫婦別姓を認めないつもりなのかー。

バースデー!

僭越ですが、今日は私のバースデー。これ以上、歳はとりたくないという思いがある一方で、なるようにしかならないという達観に似た思いもあります。今年はイチゴのケーキにキャンドルを灯しました。