米政府:5000ドルを成人に支給?

何の条件もなく政府が5000ドル(約76万円)をくれるといったら、断る人はまずいないのではないか。それが自分の嫌いな政治家が主導することであっても、ほとんどの人は「貰えるものは貰っておきましょう」ということになるかと思う。

米トランプ大統領(以下トランプ)は今年11月の中間選挙で、共和党が上下両院で多数派を維持した場合、米国の成人全員に5000ドルを支給するという大胆な公約を打ちだした。

連邦議会はもちろん法律を作る場であり、トランプが所属する共和党が多数党になればトランプが推す法案を成立させやすくなる。この5000ドル欲しさに自分の考えとは違った政治家に一票を入れる有権者が増えることは容易に想像できる。ただ、この「カネで人を釣る」という行為ほど見え透いた悪行はないだろうと思うし、選挙ではもっともやってはいけない行為であり、卑しまれる愚行である。

それをトランプはやろうとしているのだ。米メディアとのインタビューでトランプは、「(議会からの承認は)必要ないと考えている」として、大統領権限だけで実行できるとしている。米国の成人人口は約2億4530万人なので、もし5000ドルを配ったとすると日本円で約180兆円以上の財源が必要になる。さあどうなるか。

トランプの現実逃避

トランプ大統領は米時間6日、自身のソーシャルメディア「Truth Social」に初代大統領のジョージ・ワシントンがホワイトハウスを訪れたとする合成写真を投稿。2カ月後の中間選挙を前に、低迷する共和党の支持率を回復させたい狙いがあるようだ。

これが本当に助けになるのか・・・

トランプ暗殺計画

「ドナルド・トランプ、凶弾に倒れる!」

いつの日か、こういう見出しがメディアを騒がせるかもしれない・・・。

今日(10日)の国際ニュースでも、イランがトランプを暗殺する新たな計画を練っていたことが伝えられた。この情報はイスラエルが米政府に伝えたもので、詳細は報道されていないが、具体的な計画案が立案されていたようで、トランプの所にも届けられた。トランプはその計画案を見てこう述べている。

「私はあらゆるリストに載っている。今朝、自分の名前がリストに出ているものを見た。相手は邪悪だ。病んでいる。このガンは早期に削除しなくてはいけない。ガンは早いうちに根絶する必要がある。私はそう思っている」

米国では過去、ケネディ大統領を含めて4人の大統領が凶弾に倒れている。個人的にトランプの好き嫌いはあるだろうが、暗殺によって人を排除することほど邪悪な行為はない。合衆国憲法修正第22条の規定によりトランプの3期目への立候補はないが、言わずもがな違法行為は慎まなくてはいけない。

トランプ:私欲を満たすために大統領に戻ったのか

米政府倫理局が6月30日に公開したトランプ大統領(以下トランプ)の資産報告書の内容が、一般市民の感覚とあまりにもかけ離れているので、口がアングリどころか、しばらく動けずに全身が硬直してしまうほどのインパクトがあった。

なにしろトランプは現職の大統領である。ホワイトハウスにいながらにして、昨年(2025年)は少なくとも20億ドル(約3200億円)を超える収入があったことがわかったのだ。これだけの額だと、大統領という国家のトップとしての職務をこなしながら稼いだとは思えないほどで、オーバルオフィスにいながら仮想通貨の売買により多くの時間を割いていたのではないかと思えてしまう。

たとえば、昨年8月18日にはアップル、マイクロソフト、NVIDIAというテクノロジー企業の株を3回連続で購入している。取引額は500万ドル(約8億1300万円)から2500万ドル(約40億円)という額で、市民投資家が使途する枠を超えている。

また金塊への投資も行っていたことがわかっている。こうした株式の売買やその他の投資は、大統領という立場を最大限に活かしたもので、数々のロイヤリティ契約も明らかになっている。こうした事実が表面化した後、米市民はトランプを本当に信用し続けられるのだろうか。

トランプの華やかな側近

トランプ大統領(以下トランプ)と側近の女性、ナタリー・ハープ氏(以下ハープ・写真)との関係を浮き彫りにした単行本『政権交代:ドナルド・トランプの帝王的な大統領職(Regime Change: Inside the Imperial Presidency of Donald Trump)』(Simon&Schuster)が今、米国で話題になっている。2人の関係は以前から「異例なほど親密」と言われていただけに、今回の著書によって34歳の女性が80歳の大統領とどういった関係であるかが分かりそうだ。

Natalie Harp - Wikipedia
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ハープは「私にとって何よりも大切なのはあなたです」と書いたメモを残すほどトランプに傾倒しており、側近の中でもトランプへの思い入れの強さはひときわ際立っている。それは2024年の大統領選の時から顕著で、シークレット・サービスはハープのことを「潜在的脅威」と呼んでマークしていたと言われている。

トランプがホワイトハウスに入ってからはほとんどの時間、オーバスオフィス(大統領執務室)にいてパソコンをいじっているという。トランプのSNSである「トゥルース・ソーシャル」への投稿内容を提案するだけでなく、大統領に代わって執筆することもあるという。

そして「あなたに喜びをもたらせたい」とも語っており、その思い入れがどれほど本気なのか、そしてハープの最終目標が何なのか本書を読むと分かりそうである。