反響というもの

私は1990年にフリーランスのジャーナリストとして独立して以来、これまで6500本ほどの原稿を書いてきている。プロとして書き続けられることは大変ありがたいことだと思っている。書いた記事にコメントを頂くことも少なくないが、4月29日にJBP(ジャパン・ビジネス・プレス)に書いた記事には、久しぶりに多くの方からコメントを頂戴した。

というのも、書いた記事が「ヤフーニュース」に転載されたためで、そこにはコメント欄があるので、掲載2日後にはコメント本数が400本を超えた。すべては読んでいないが、私の名前がでているので堀田佳男という書き手に対して、またヤフーニュースの読者に向けて何か言いたい方が書き記している。

好意的なコメントがほとんどなので書き手としては嬉しいが、あらためて読み手が10人いれば10通りの印象があることを再認識させられた。さらに読者のコメントに対して別の読者が「いいねボタン」を押す箇所があり、その数が3000本を超えているものがあり、反響の大きさに驚かされている。

こうした現実を目の当たりにするたびに、ジャーナリストとして誠実で真っ当な原稿を書かなくてはいけないと痛感するのである。今回は本当に読者の皆さまに「ありがとうございます」と述べたい。