アフリカ諸国はなぜウクライナを支援しようとしないのか

ロシアによるウクライナ侵攻からすでに4カ月以上が経った。ウクライナ東部での戦闘は収まるどころか、さらに激化するとの見通しが有力だ。首都キーウが3週間ぶりにロシア軍に攻撃されてもいる。

それに対し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は6月25日のビデオ演説で、「すべての都市を奪い返す」と強気の発言をしており、ウクライナ戦争はほぼ間違いなく長期化しそうな情勢である。

そんな中、同戦争に対する興味深い見方がワールドニュースのスポットライトを浴びた。アフリカ連合(AU)加盟国55カ国のうち、「被害国」であるはずのウクライナに加担する国がほとんどいないことが明らかになったのだ。

 ロシアがウクライナに一方的に軍事侵攻したという事実は国際的に広く認知されているはずだが、それは世界中の国々で共有されている統一見解ではない(続きは・・・アフリカ諸国はなぜウクライナを支援しようとしないのか)。

海を越えなくなった日本人

数日前、留学生数が減っているというニュースがあった。新型コロナによって留学生の往来が停滞していることはわかるが、驚かされるのは、コロナ前まで毎年約10万人の日本人が留学していたのが、2020年度にはたった1487人しか留学しなかったという事実である。

海外から日本に来る外国人留学生も減っているが、それよりもコロナ感染を恐れることで、人生の選択肢が狭まってしまったことが残念でならない。国外にいくことで見えてくるもの、自然に身につくものは計り知れない。私自身、留学によってその後の人生は大きく変わったし、人生観や行動様式も米国留学でプラスに働いたと思っている。それほどのインパクトがあった。

それがコロナの影響で国内に留まることになり、留学を断念せざるを得なくなったというのは無念である。もちろんいまのような状況下であっても留学を強行する人はいるだろうし、その方がプラスであると私は信じる。しかし、2年前に私が留学できたかといえば、やはり踏みとどまっていたかもしれない。

ただ今後はコロナが収束し、再び海外にでるチャンスは増えてくるはずだ。長い人生の中での1、2年はすぐに取り戻せるので、留学を考えている方がいたら、これから果敢にトライしてほしいと思う。得るものは想像以上に大きいと申し上げておきたい。

前期、、、

、、、高齢者。

今日、65歳の誕生日を迎えた私は、世間的には「前期高齢者」というカテゴリーに入るようだが、あまりいい響きではないし、人さまが作った枠なので、ほとんど関知せずにこれからの人生を歩んでいこうと思っている。

それは「老人」という名称の代わりとして生み出されたのかもしれないが、温かみのないものなので好きにはなれない。制度上、これから年金を受け取れる年齢ということになるが、何歳になっても「自分らしく生きる」ということが大切なのではないかと思う。

ただ昨夜、湯舟に浸かっている時にある思いが脳裏をよぎり、ギクリとした。それは65歳という数字である。「明日から65歳か」とつぶやいた次の瞬間、「四捨五入したら70だ」との思いにいたり、「ジジイだなあああ」と一人で唸ってしまった。

まあ、避けられない現実として受け入れるしかないのだが、、、誕生日ということでケーキに火を灯してみた。