快適な、、、歯医者

できるだけ行きたくない所、、、、歯医者。多くの方もそうだろうかと思う。

ただ今回はタイトルに「快適な、、、歯医者」と記した。というのも、先週金曜日にいった歯医者は、わずか10分で処置をしてくれたばかりか、痛みもともなわなかったからだ。

左の下の奥歯に少しばかりの痛みを感じはじめたのは2カ月ほど前だった。以前に詰めたものがとれて、硬いものを噛むと少しばかりの痛みをともなうようになっていた。風邪や腹痛などと違うのは、歯痛は自然に治るということがない。歯医者で処置をしてもらうしかない。

私はいま65歳で、これまでの人生で多くの歯科医にお世話になり、多くの処置をしてもらってきたが、歯医者によっては「もう2度とここには来たくない」と思うこともある。ただ今回の歯医者はネットでの評価・評判がとてもよく、予約もすぐにとれてので出向いてきた。

詰めものがとれたことは説明するまでもなく、担当医はすぐにわかった。レントゲンを撮り、写真を見ながら説明を受ける。痛みはあったが、神経を抜く必要はなく、その日の治療だけで「完治」となるとの話だった。口を開けつづけて約10分。「はい終わりました」との言葉を聞いたときは、「ヤッタ!」と胸中で小さなガッツポーズをつくっていた。

「迅速な対応をしていただき、本当にありがとうございました」と述べて、深く頭をさげて帰路についた。ああ、有りがたや有りがたや!

起訴で人気急上昇のトランプ氏、3日間で10億円超える寄付を集めた理由とは

米政界でいま、前代未聞の出来事が起きている。

一つは広く報道されているように、ドナルド・トランプ氏が大統領経験者としては初めて起訴されたという事実だ。AV女優のストーミー・ダニエルズ氏への口止め料支払いに関連した一連の容疑で起訴が固まった。

ただ、これまでの同氏の言動をみていれば、別段驚くに値しないことかとも思う。歴代の大統領で起訴された人がいなかったためにニュース性が高まった。

それよりも筆者が注目しているのは、起訴というニュースが流れてから、トランプ氏のもとに多額の献金が集まり始めたことである。米時間3月30日午後に起訴が確定してから48時間以内に、約500万ドル(約6億6000万円)もの寄付が集まった。

さらに4月2日になると、その額は約800万ドル(約10億円)にまで膨らんだ。この寄付は、トランプ氏を支持する有権者が、「2024年大統領選での選挙資金として役立ててください」との意味合いで寄せられたものである(続きは・・・起訴で人気急上昇のトランプ氏、3日間で10億円超える寄付を集めた理由とは)。

100歳まで生きたいですか

米ケーブルテレビ局CNBCが米時間5日夜、「99歳までリタイアしなかった」というタイトルの番組を放映した。

番組の狙いは100歳を目前にした人や、すでに100歳を超えた人たちから長寿の秘訣をききだすことで、「これをすれば多くの人が長生きできる」というエッセンスを紹介していた。

まず重要なのは「生きる目的をみつけること」であり、次に「仲間を探す」ことだという。なぜ生きるのかという根源的な問いを自身にむけていると、自分のコミュニティが見つかることが多く、仲間も自然にできてくるという。人の交流が増えてくると、自分を支えてくれる人もみつかる。

ハーバード大学が85年もの歳月をかけて行った研究では、長寿の秘訣は「ソーシャル・フィットネス」という地域密着型の健康管理を実践することで、地域の人びとと戦略的に地域づくりと健康の向上をはかることが重要になるという。つまり、よき友人やパートナーとともに前向きに生きるということである。そして困難にであっても立ち止まらず、つねに光明を探しつづけることが大事だという。「探しつづければ光に出会える」という考え方だ。

実際に100歳まで生きた方のコメントとして、「仕事をし続けること」「言いわけせずに、毎日歩くようにしている」「振り返るのではなく、前を向くのです」「ユーモアを失わない」「おしゃれをする」といった膝ポンの内容が出た中で、「おいしいお酒とセクシーな女性がいればいい」というものもあった。さあ、今から実践してみましょうか。

追悼・坂本龍一

「いつも読んでますよ」

30年近く前、ニューヨークのカフェで坂本龍一氏にインタビューした時、彼は私にそう言った。私は嬉しくなり、すこし浮かれ気味に話を続けたのを覚えている。

当時、私は読売新聞が発行していた米国版の紙面にコラムを書いていて、それを読んでくれていたのだ。会う前まで、彼が私のことを知っているとは思っていなかったので、本当に嬉しかったのを覚えている。

インタビューの内容はほとんど覚えていないが、たいへん穏やかで、物静かに話をする人との印象が強い。インタビューが終わったあと、プライベートな話もずいぶんして、ニューヨークは刺激があると同時に人に干渉してこないのでとても気に入っているという話をしていたのを覚えている。

日本であればどこに行ってもすぐに「坂本龍一だ!」と騒がれるだろうが、ニューヨークではそうしたことが少ないので、本人は自分らしさを保てたのだろうと思う。

芸術的な才能だけでなく、人間としてもたいへん魅力がある良識家で、行動力も持ち合わせていた稀有なアーティストだった。ご冥福をお祈りしたい。