100歳まで生きたいですか

米ケーブルテレビ局CNBCが米時間5日夜、「99歳までリタイアしなかった」というタイトルの番組を放映した。

番組の狙いは100歳を目前にした人や、すでに100歳を超えた人たちから長寿の秘訣をききだすことで、「これをすれば多くの人が長生きできる」というエッセンスを紹介していた。

まず重要なのは「生きる目的をみつけること」であり、次に「仲間を探す」ことだという。なぜ生きるのかという根源的な問いを自身にむけていると、自分のコミュニティが見つかることが多く、仲間も自然にできてくるという。人の交流が増えてくると、自分を支えてくれる人もみつかる。

ハーバード大学が85年もの歳月をかけて行った研究では、長寿の秘訣は「ソーシャル・フィットネス」という地域密着型の健康管理を実践することで、地域の人びとと戦略的に地域づくりと健康の向上をはかることが重要になるという。つまり、よき友人やパートナーとともに前向きに生きるということである。そして困難にであっても立ち止まらず、つねに光明を探しつづけることが大事だという。「探しつづければ光に出会える」という考え方だ。

実際に100歳まで生きた方のコメントとして、「仕事をし続けること」「言いわけせずに、毎日歩くようにしている」「振り返るのではなく、前を向くのです」「ユーモアを失わない」「おしゃれをする」といった膝ポンの内容が出た中で、「おいしいお酒とセクシーな女性がいればいい」というものもあった。さあ、今から実践してみましょうか。