思わず笑顔になります

今朝、メールをチェックすると知人のアーティスト、高橋常政氏から連絡が入っていた。以前から彼の描いた絵が好きで、観るたびにいつも心の中に笑顔がうまれていた。

今日のメールは、新たにウェブサイトができたので観てほしいというものだった。私だけでなく、皆様にもぜひご覧いただきたいと思う。

高橋常政:https://takahashitsunemasa.com

青木容疑者の犯行は「計画的」か

今月25日に長野県中野市で起きた殺人事件は、犯人の青木政憲容疑者(以下青木)の残虐性が表出した犯行だった。特に殺害された竹内靖子さん(70)は少なくとも数十カ所も刺された傷が残っており、青木の強い殺意が垣間見られる。

テレビの朝のワイドショーでは今朝(29日)になっても当件を扱っており、関心の高さがうかがわれる。少し観ていて気づいたのは、番組の司会者と出演者が「計画的犯行」という言葉を口にしていたことだ。どこまでのことを計画的というのか定かではないが、私には本質的に衝動的に動いた殺人事件に思えてならない。

計画的という意味は、青木がナイフを用意し、銃も撃てるようにしていたということのようだが、私には自宅にあった凶器を持ち出したというレベルにしか思えない。

「計画的」という言葉を使うとしたら、少なくとも人目のつかない場所で犯行を行って、誰によって殺害されたかを隠蔽しようとするだろうし、殺害後は遺体を隠すだろうかと思う。さらに警察官がパトカーで駆けつけたとき、計画性があったとしたら、すぐに銃撃したりするだろうか。私にしてみると、ここに「計画的」という言葉の意味は感じられない。

むしろ典型的な衝動的犯行と言えるのではないか。女性2人を殺害する時につかったナイフは自宅内であればすぐに手に取れるだろうし、銃もすでに弾が装填されていた可能性がある。だから「こいつら殺してやる」という衝動が先に湧き上がって青木を動かしのではないか。

計画していたとしたら、あまりにも無様で粗野な犯行といえる。いずれにしても厳粛に裁いてほしいと思う。

世界でいま最もホットなモーリシャス、米中の新たな主戦場に

日本から約1万キロも離れたインド洋でいま、「米中の新冷戦」と呼べる静かな戦いが始まっている。

その中心地になっているのがモーリシャス共和国である。

日本人には馴染みの薄い国であるが、ハネムーンやエコツーリズムの目的地として人気がある場所だ。いくつもの島々からなるモーリシャスの総面積は東京都よりもわずかに小さく、人口は約123万。

そこがいま米中両国の権力闘争の震源地になっている。米国が戦略的な観点からインド洋を眺めたとき、モーリシャスは小国であっても極めて重要な場所といえる。というのも、同国の中心地であるディエゴ・ガルシア島は、宗主国英国政府によって米国に貸与されている所で、米軍はそこに海軍基地を置いているからだ(続きは・・・世界でいま最もホットなモーリシャス、米中の新たな主戦場に)。

突然の「少年時代」

この「少年時代」というのは、井上陽水の少年時代という意味である。

実は今朝、起きた瞬間にこの少年時代のリズムとフレーズが頭に去来し、しばらく音が止まらなかったのだ。こんなことは滅多にないことで、妻に訊いても「そんな経験はしたことがない」という。

なぜ起きた瞬間に音がやってきたのか、なぜ井上陽水だったのかはもちろんわからないが、高校時代から井上陽水の曲はよく聴いていたし、アルバムも何枚も買った記憶がある。

ネットで調べると、「少年時代」は1990年9月に井上陽水の29枚目のシングルとしてリリースされていた。陽水は70年代初頭からヒットを飛ばし、私が中高時代には吉田拓郎とならぶフォーク界の大スターで、いまになって私の中でなぜ蘇ってきたのかは皆目わからない。

ただ、個人的には大変喜ばしいことで、起きたあともしばらく少年時代が体に残っていたので、また明日も別の曲が降りてこないか期待している。

進化を続けるAIが人類の敵となる日は来るのか来ないのか

来るべき時が来た――。

そう表現していいのかどうか定かではないが、人間が創り出したモノがいま人間を凌駕しようとしている。人工知能(AI)である。

特に「AIの父」ともいわれる英ジェフリー・ヒントン氏(75)が最近、ニューヨーク・タイムズ紙の取材で、「今のような規制がないままAI技術を推進していくことは危険」と発言したことで、かねて憂慮されていた人間がAIに「食われてしまう」可能性が取り沙汰されている。

しかもヒントン氏は、「AIをコントロールできるかどうかが判明するまで、これ以上AIの開発はすべきではない」と警鐘を鳴らしている。人間が人工知能にコントロールされてしまうかもしれないとの危惧は、いまや世界中で共有されるようになった。

ヒントン氏は2013年、トロント大学で人工知能の研究をしていた時、グーグルが強い興味を抱いてヒントン氏と研究そのものが買収された経緯がある。

同社で長年研究を続けて副社長まで昇格したが、今年4月に退社。グーグルにいる間はAIの危険性について語ることを避けてきたが、退社を機に世間に向けて語り始めた(続きは・・・進化を続けるAIが人類の敵となる日は来るのか来ないのか)。