突然の「少年時代」

この「少年時代」というのは、井上陽水の少年時代という意味である。

実は今朝、起きた瞬間にこの少年時代のリズムとフレーズが頭に去来し、しばらく音が止まらなかったのだ。こんなことは滅多にないことで、妻に訊いても「そんな経験はしたことがない」という。

なぜ起きた瞬間に音がやってきたのか、なぜ井上陽水だったのかはもちろんわからないが、高校時代から井上陽水の曲はよく聴いていたし、アルバムも何枚も買った記憶がある。

ネットで調べると、「少年時代」は1990年9月に井上陽水の29枚目のシングルとしてリリースされていた。陽水は70年代初頭からヒットを飛ばし、私が中高時代には吉田拓郎とならぶフォーク界の大スターで、いまになって私の中でなぜ蘇ってきたのかは皆目わからない。

ただ、個人的には大変喜ばしいことで、起きたあともしばらく少年時代が体に残っていたので、また明日も別の曲が降りてこないか期待している。