ワグネルの乱:早くも米国で取り沙汰され始めたプーチンの後継者

「ロシアの核兵器がどうなるのか。それが最大の関心事でした」

ロシアの民間軍事会社ワグネルが武装蜂起した時、米ワシントンの政府関係者は、ロシア政府が保有する核兵器の行方が何よりも気がかりだったという。

国防総省の元高官だったエブリン・フォーカス氏は米メディアの取材に、「今回、ロシアで内乱があった時、すべての核施設を責任者がしっかり管理し続けられるかが最も心配だった」と述べている。

というのも、核兵器が反乱軍の手に渡った場合、地球のかなりの地域を「消し去る力」が敵方に渡ることを意味するので、米政府関係者は神経を尖らせていた。ただ、ワグネルのエフゲニー・プリゴジン氏の反乱は最後の一線で立ち止まったため、安堵したという。ロシアの核体制に変化はなかった。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は「プリゴジンを潰す」とまで発言したが、実際は発言の数時間後にプリゴジン氏と取引をして事態の収拾にあたった(続きは・・・ワグネルの乱:早くも米国で取り沙汰され始めたプーチンの後継者)。

無性に食べたくなるもの(22)

実に久しぶりです。当ブログでは「無性に食べたくなるもの」というタイトルをつけて、いくつもの「おいしい写真」を載せてきました。

多くの方がそうであるように、私の大好物も鮨です。昨年4月、このページで銀座の鰤門(しもん)という鮨屋を紹介しました(無性に食べたくなるもの(21))。その時、鮨仲間のレディー二人と一緒に鮨をよく食べに行くと記しました。

今日はその二人と、渋谷区恵比寿にある「鮨くまくら」という鮨屋に行ってきました。実は、くまくら氏は銀座の鰤門で修行を積んだあと、昨春恵比寿に自分の店をオープンさせたのです。

脱帽したくなるほどのレベルの高さで、言葉が出なくなりました。

前菜
春子鯛

孤独は脳卒中・心臓病・がん・認知症を誘発、早死の危険性は6割にも

孤独――。

米国でいま、孤独というものに注目が集まっている。

日本でも多くの人が孤独感を抱いていることは想像に難くないが、米厚生省トップのビベック・マーシー医務総監(米公衆衛生局長官)が先月、「私たちの流行病:孤独の蔓延と孤立」という81ページの報告書を出したことで、米国では改めて孤独への関心が集まっている。

というのも、これまで病気とみなされてこなかった孤独が、人の心身に多大な影響を及ぼす「流行病」と捉えるべきではないのかとの考え方が出てきたからだ。

マーシー氏は報告書で、社会的孤立が蔓延して継続された場合、健康に多大な影響が出るとの見解を示している。孤独がこれまで病気とみなされてこなかったのは、世界保健機関(WHO)が定める国際疾病分類のICDコード上に「孤独」というカテゴリがなかったことによる。

つまり孤独を感じて病院に行ったとしても、病気と認識されず、ICDコードがないために保険適用されてこなかったのだ(続きは・・・孤独は脳卒中・心臓病・がん・認知症を誘発、早死の危険性は6割にも)。

My birthday

6月22日。今日は私のバースデー。66歳になる。

昔は誕生日は嬉しいものだったが、いつの頃からか心の底から楽しめなくなっている自分がいるのに気づいた。それはもちろん、どんどん歳を重ねるからで、人の心情としていつまでも若くいたいという思いと逆のベクトルが働くので、フーとため息がでてしまう。

それでも年に1度のことだし、友人・知人からラインやメールの「ハッピーバースデー」が届くと少しばかり笑顔になる。さあ、また1年、頑張ることにしましょう!