資本主義の次に来る世界

資本主義の次に来る世界

いま注目している新刊本である。『資本主義の次に来る世界』というすぐにでも読みたくなるタイトルがついている。実はまだ購入していないのだが、買う前に当ブログを読まれている方にもお知らせしておこうと思い、ご紹介した次第。

この書籍のオリジナルは2020年8月に英語で出版されていて、日本語版は先月、東洋経済新報社からだされたばかり。著者のジェイソン・ヒッケル氏は エスワティニ(旧スワジランド)出身 の経済人類学者で、英王立芸術家協会のフェローでもある。

英語版でよく売れている書籍ということで、日本語版をだしたのだろうが、オリジナルのタイトルは『Less is More:脱成長で世界は救われるのか』。「資本主義の次に来る世界」というフレーズは英語版にはない。出版社が「いかにも売れそうな」タイトルをつけたのだろうと思う。いずれにしても、手にとる価値はありそうだ。