ブリンケン国務長官の訪中

ブリンケン氏が訪中するのはバイデン政権下では初めてのことで、冷えついた米中関係を少しでも改善できればという意図が伝わる。

日本を含めた世界がもっとも望まないのが、米中全面戦争である。両国が戦火を交えれば、日本も当然のように巻き込まれ、ただ事では済まない。そうでなくとも、台湾問題では両国の利害が対立しているため、まず交渉の場を定期的に設けることがなによりも重要になる。

南シナ海や台湾海峡では、中国軍と米軍の戦闘機が接近する事態が頻繁におきている。中国はいずれは台湾を手中におさめたいと思っているが、台湾は独立国家として存在していると考えているので、両者の間には軋轢がある。もし中国が武力を行使して台湾を占領しようとしたら米国は黙っていないし、その時は大規模な交戦に発展する可能性が高い。

米国は台湾への武器供与をつづけているし、中国側はこれを内政干渉と捉える。武力に打ってでる前に、両国はテーブルを挟んでじっくりと交渉し、打開策をみつけなくてはいけない。

全米各地の不動産を買い漁る中国人、突出する投資額は昨年8540億円

やはり中国は侮れない――。

そう思わざるを得ない状況がいま、米国内の住宅市場で起きている。というのも、中国の住宅購入者が米国の不動産を買い漁っており、米中間で新たな衝突の火種が生まれているからだ。

中国人は2022年だけで、米国の中古住宅に61億ドル(約8500億円)を投じたことが分かっている。この額は他のどの国よりも多く、過去数年、増加傾向が続いている。中国人による不動産購入の平均額を眺めると、2022年は1件あたり100万ドル(1億4000万円)を超えており、過去最高を記録した。

全米不動産協会が公表した報告書によると、2015年から20年までの外国人による米住宅購入者の中では中国人がトップにきており、約14%を占めていた。

ここで少し想像して頂きたいのは、異国の人間に自国の不動産をどんどん買われていく状況である。所有する土地や家屋の周辺を中国人が買い占めていったとしたら、どう思われるだろうか(続きは・・・全米各地の不動産を買い漁る中国人、突出する投資額は昨年8540億円)。

I am invincible!

いま話題の日本ハムファイターズに所属する加藤豪将(かとう・ごうすけ)の呟きの言葉である。

加藤豪将気ままに野球TALK (@KatohKimama) / Twitter
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打席に入る時に「I am invincible.(俺は無敵だ)」と何度もつぶやくのだという。この言葉によって自分自身に「おまえは打てる」と暗示をかけるのだ。こうした自己暗示は、プロスポーツ選手でなくても誰でも使うことができるし、この言葉を聴いて、私も日常的に使えると感じた。

日々の生活を淡々と過ごすのではなく、小さなことであっても何か挑戦する姿勢を前面に出せば、この言葉が活きてくる。

今日、どこかでことフレーズを口にしてみたいと思っている。

足壺健香庵

銀座にある足つぼマッサージに行ってきた。中国人が経営するマッサージ店で、全身をグリグリやってくれる。

このところ、右肩だけでなく右腰に張りを覚えていたので、予約してほぐしてもらった。メニューはいろいろあるが、今日やってもらったのは100分コース。まず両足を熱めのお湯に浸してから、足裏を「これでもか」といえるくらい押し続けてくれる。

最初はあまりの痛さで「イタタタ」と声が出てしまった。マッサージは足裏からふくらはぎ、腰、背中、首、顔面とつづき、最後は頭部を押してもらって終了。100分というと長いように思えるが、感覚的には30分くらいにしか感じなかった。帰路は躰が5キロくらい軽くなったような気持ちになり、笑顔でルンルン。

明朝、もみ返しが来ないことを祈っている。