2022年3月から駐日大使として東京に滞在しているラーム・エマニュエル氏(65)。バイデン政権が終わるため米国に戻ることになり、10日午前、外国特派員協会で記者会見を行った。同協会で会見を開くのは今回が3回目である。
当欄でも彼のことは何度か書いてきたが(次の駐日米大使の素顔 )、米国に戻ってから何をするのかが気になっている。今日の会見でははっきりと何をするか述べなかったが、このまま引退しないことだけは確かだろうと思う。
オプションの一つはイリノイ州知事選への立候補。そして上院議員選への出馬。同氏は2003年からイリノイ州の下院議員を務めたのち、オバマ政権では主席補佐官をやり、その後シカゴ市長、そして駐日大使になっており、私は過去30年で何度か顔を合わせているうちに、「彼の最終目標は米大統領に違いない」と思うようになった。 極めて上昇志向の強い人物なので、大統領になれなくとも大統領選に出馬してくる可能性は十分にある。
(・・・個人的にはその器ではないと思っているが・・・)