久しぶりの小林克也

私はパソコンでラジオをよく聴く。聴く局は決まっているのだが、今日は普段聴かないNack5にチューニング。すると懐かしい声が聴こえてきた。小林克也である。

土曜の昼から同局で「Best Hit USA」という番組をやっており、久しぶりに小林氏の低音が響く独特の声を聴いた。私が小林氏のラジオ番組を聴き始めたのは1970年代で、あまりにも英語の発音がいいので、アメリカ育ちの日本人かとずっと思っていたが、日本生まれの日本育ちだった。彼は留学経験があるわけでもなく、小学校の頃から独学で英語を学び、慶應大学1年時に通訳案内業国家試験に合格している。

いま何歳なのか調べると、83歳。この歳でも英語は衰えず、なおかつ20歳前後のアメリカのロック歌手の動向を、まるで同年代の友人のことを話すような自然さで語り続ける。なかなかできることではない。

見た目はさすがに老けたが、小林克也、恐るべしである。

#クイズ ② #小林克也 , #funkyfriday #nack5
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『91歳5か月』

誰が91歳5か月なのかーー。

女優の岸恵子さんである。「エッ、もうそんな歳」と思われたかもしれないが、実際は今月92歳になっている。

新連載】 「マイ・ゼロ・ストーリー」 第1回 岸惠子 | インタビュー | 花椿 HANATSUBAKI | 資生堂
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『91歳5か月』というのは岸さんの最新エッセイのタイトルで、副題に『 いま想うあの人 あのこと 』という言葉がついている。出版されたのは今春なので、すでに本屋に並んで数カ月がたつが、私は今日はじめてこの本の存在を知ったので当欄に書かせていただく。

まずタイトルの斬新さに驚かされた。岸さんの写真が表紙に使われていたので、岸さんが91歳5か月なのだとは思ったが、歳そのものをタイトルにすることの意外性と、実年齢と写真とのギャップにハッとさせられた。出版社をみると幻冬舎とある。やってくれるものである。

「 月日は容赦なく流れ、私は九十歳になってしまった・・・」という書き出しは、岸さんがこれまで出会ってきた多くの著名人について 、そして自身の人生について素直に書き記すであろうことを示唆していて興味がわいた(まだ読んでいない)。

出版社は「 豊饒な孤独を生きる女の人生賛歌、全18話 」と紹介し、 鶴田浩二や石原慎太郎、小田実、瀬戸内寂聴、三國連太郎、美空ひばり、さらに力道山や川端康成といったそうそうたる面々との逸話を紹介している。読み応えがありそうだ。

舌診のさらなる進化

舌を診るだけで98%の精度で病気を発見できるーー。

この技術が本格的に導入されれば、病気の予防という点ではかなり画期的なことかと思う。最新の「テクノロジー」誌に発表された舌診についての論文(new paper )によると、コンピューター・アルゴリズムを使って人間の舌を分析すると、98%の確率で病気を言い当てられるという。

舌診というのは紀元前2世紀頃から中国で使われていた病気の診断方法だが、さすがに現代ではAI(人工知能)を活用した最新技術が使われ、正確に病気を発見できるまでになってきた。イラクとオーストラリアの研究者が開発した画像診断システムでは、糖尿病、脳卒中、貧血、喘息、肝臓や胆嚢の状態、血管や胃腸の疾患など、さまざまな問題を診断できるという。

研究者は5260枚の画像を使用した一連の実験で、AIを使うことでほぼすべての患者で舌の状態と病気を一致させることに成功。一般的に糖尿病患者の舌は黄色く、ガン患者の舌は柴色、急性脳卒中患者の舌は赤、COVID-19の重症患者は深紅といった特徴があるが、今回の舌診ではさらに詳しく解析された。

この研究では患者の舌から20センチ離れた所に設置したカメラで撮影し、リアルタイムで患者の健康状態を予診した。開発した研究者によると、近い将来、スマートフォンを使用して病気の診断ができるようになるという。そうなれば、病院にいくまえに自宅で自分の病気を正確につかむことができるはずだ。

科学の進歩、恐るべし!

トランプと不法移民

ドナルド・トランプ前大統領(以下トランプ)が不法移民に対して厳しい態度を取ってきたことは多くの人の知るところである。2016年の大統領選でトランプが当選した理由の一つが移民対策の強化を打ち出したからだと言われている。

実際、トランプが当選してからメキシコからの不法移民の数は減り続けた。共和党支持者だけでなく、多くのアメリカ人は違法なルートで国内に入り込んでくる移民に対して快く思っていない。入国するのであれば正規の手続きをつかって入ってくるべきと考えるのは当然といえば当然である。

今年の大統領選の共和党大会で、会場には大きなプラカードが掲げられた。そこには「 Mass Deportation Now(今こそ大量強制送還を)」と記されていた。移民についてのアプローチは、民主党が歴史的に寛容策をとっているが、共和党は厳格な対応を推し進めてきた。

ただ米国は基本的に移民によって成り立っている国であり、移民を受け入れることで経済活動をより円滑にするとの見方があり、筆者は個人的にはこちらの考え方に賛同する。多くの移民を受け入れるという寛容な態度もアメリカには必要だからだ。

ただ、米国には推定1100万ほどの不法移民が滞在していると言われ、トランプは軍隊を使ってでも強制送還をするとの意気込みだ。しかも今年の選挙では、こうした強硬な移民政策を選挙キャンペーンの中心に据えている。不法移民を一網打尽にするために州兵を出動させ、収容所に収容し、強制送還させるつもりだという。

こうした強硬策が米市民に広く受け入れられるかどうかは11月の選挙にあらわれるはずだ。さて、どうなるのか。(敬称略)

惜敗:早田ひな

卓球・早田ひな、ぷく顔で「24歳もはっぴーに」 パリ五輪へ激励続々「体には気をつけて」: J-CAST ニュース【全文表示】
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早いもので、明日でパリ五輪が終わろうとしている。

このところ、時間があればテレビで日本人選手の躍動を目にしている。体操やレスリング、フェンシング、ブレイキンにいたるまで、多くのメダルを獲得しているなかで、卓球女子団体は決勝で中国に0―3で敗れ、2大会連続の銀メダルに終わった。

メダルこそ手にしたが、卓球の女子選手は今大会ではゴールドを手にしたかったはずで、早田は「先輩として足を引っ張ってしまった」と弁明。悔しさを滲ませた。ただ早田のインスタグラムを除くと、パリの街を満喫しているようで、そこはよかったかと思う。(敬称略)