米ニューヨーク州地裁は30日、ドナルド・トランプ前大統領(以下トランプ)を34の罪状すべてで重罪と判断した。12人の陪審員が全員一致で有罪判決を下した。
トランプはこの判決を予期していたはずで、本人はたぶん「やはり」くらいの反応だったかと思うが、自分がいかに大統領という職に相応しくない人物であるかをあらためて知る必要がある。
共和党保守派の多くは、有罪判決がでたあとも依然としてトランプ支持を変えていないが、こうした横暴で独善的で、平気で虚言を吐ける人物を再び大統領にしようという考えは否定されるべきである。
トランプという男は政治家の前に、人物として失格の烙印が押されてしかるべきである。