目障りなテロップ

最近、テレビを観ていて感じるのは、画面上に出るテロップ(スーパー)の文字量の多さと統一感のない色合いが以前よりも過激になってきているということである。すでに何年も前からこの傾向はみられるが、近年はより激しさを増している気がする。

個人的には「もっとスッキリした画面をみせてくれ」と言いたいが、そうした不満はテレビ局側には聞き入れてもらえず、テロップ過多は加速しているかにみえる。特に民放のバラエティ番組は顕著で、出演者の顔がなんとか画面中央に露出してはいるが、上下左右のスペースはテロップで覆われて、見るも無惨という番組が少なくない。

しかも一つの文章を細切れにして色を変え、「色音痴」と呼んでいいほど不統一な色彩感覚を現出させている。私が歳をとってきて、そうした番組を受け入れにくくなってきているのかとも思うが皆さまはいかがだろうか。

すでにテロップの量の多さは学究的に研究されていて、学者からも「30 年程前までは映像の補足説明に過ぎなかった文字テロップが,今や「映 像」と「音声」に並び立つ主要な表現手段の一つとなっている」との指摘もある。その背景にはテレビの「わかりやすさ志向の処方箋」という考え方があり、テレビは常にわかりやすい媒体であるべきとの思いからテロップが増えていったと説明されている。

しかし、、である。これ以上テロップが多くなった番組は「もう観たくない」というのが正直な思いである。