トランプが予想どおり「連邦下院で弾劾された」。日本語では弾劾訴追、または弾劾決議案が可決されたと記載されるが、英語では「トランプ弾劾さる(Trump Impeached)」である。
記念すべき日であると同時に、悲しむべき日と言って差し支えない。年明けから連邦上院で弾劾裁判が始まる。
トランプが予想どおり「連邦下院で弾劾された」。日本語では弾劾訴追、または弾劾決議案が可決されたと記載されるが、英語では「トランプ弾劾さる(Trump Impeached)」である。
記念すべき日であると同時に、悲しむべき日と言って差し支えない。年明けから連邦上院で弾劾裁判が始まる。
トランプはいまにも米連邦下院で弾劾訴追されようとしている。当欄ですでに記したように、下院で弾劾決議案が通過しても、上院での弾劾裁判では無罪になることがほぼ決まっており、トランプがホワイトハウスを追い出されることはまずない。だがトランプの心中は穏やかでないようだ。
日本時間19日未明に行われる下院本会議場での採決を前に、トランプはいてもたってもいられなかったらしい。下院議長のナンシー・ペロシに6ページにおよぶ怒りの書簡(写真)を送っている。トランプ本人ではなく、スピーチライターが書いたものであろうが、もちろん本人も読み、納得したので直筆のサインをしている。
「この弾劾は民主党議員による前例のない非合法な職権の乱用であり、アメリカの250年におよぶ憲政史上でも類を見ないことである」と述べている。この段落の「民主党議員による」の部分を「トランプ大統領による」に代えて、そのままそっくりトランプにぶつけてやりたいくらいである。トランプこそが職権の乱用を犯したことを理解しなくてはいけない。
トランプを弾劾訴追しなければ、将来の大統領が「これくらいのことはやって構わない」と思うことになり、断固として弾劾手続きを進めるべきである。
だが党派対立による数の論理によって罷免できず、年明けに笑うのは結局トランプだったという結論になりそうである。(敬称略)
米ワシントンではいまウクライナ疑惑が最終局面を迎えようとしている。
連邦下院司法委員会は12月13日、ドナルド・トランプ(以下トランプ)大統領の弾劾決議案を可決し、来週中には下院本会議でも可決する見通しだ。
年明けには上院で裁判が始まる予定である。だが共和党が100人中53人を占める上院では罷免に必要な67人までには届かず、トランプを罷免させることはできない。本件において、トランプが「罷免されず」という結果はかなり前から見えていた。
ここで改めて浮き彫りになったのは、連邦議会内での政治的対立である。トランプ弾劾にあたっては「職権乱用」と「議会妨害」が訴追理由に挙げられたが、共和党議員は上下両院でほぼ全員が弾劾に反対し、民主党議員は賛成に回っている。そこには真政治的立場を論拠とする反目が際立っている(続きは・・・トランプ、バイデンは同じ穴の狢)。
明日の放送メディア出演予定:
・12月16日(月)9:00amから 文化放送AMラジオ(出演は11:00am過ぎから)『くにまるジャパン 極 』
明日の放送もトランプ大統領の弾劾訴追についての話題が中心になります。弾劾のプロセスが複雑で、メディア関係者でもよくわかっていない人がいるので、分かりやすく話をします、、ハイ。
フレーバーコーヒーの好き嫌いはかなりはっきり分かれるかもしれない。ネットでコメントを読むと「こんなものはコーヒーではない」といったかなり馬鹿にしたものも出ている。
しかし私はそんなコーヒーを25年間以上も飲み続けている。下の2瓶はイギリスのもので、毎日どちらかを飲んでいる。実は毎朝、わたしはコーヒーを2杯飲む。1杯目は普通のコーヒーを淹れ、2杯目にインスタントのフレーバーコーヒーを飲むのだ。誰がなんと言おうと、これからも味のついたコーヒーを飲み続けようと思っている。