
千代田区丸の内仲通りでの一枚。木々はまだ色づいていません。
千代田区丸の内仲通りでの一枚。木々はまだ色づいていません。
「今さらながら」なのだが、昨日初めて、さいたま新都心駅に隣接するショッピングモール「コクーンシティ」を訪れた。
コクーン(繭)と呼ばれる施設が3棟あり、中に入るとそこは驚きの広さで、通路も店舗もこれまで知っている日本のショッピングモールの広さを凌駕している。まるでアメリカのショッピングモールに迷い込んだかのようで、私にとっては懐かしさが込み上げてキョロキョロしてしまった。
建築を担当した人たちに取材をしたわけではないが、アメリカのショッピングモールを参考にしたことはほぼ間違いないと思われる。通路も店舗も、贅沢なまでに広々とした空間がとられており、のびのびした気分になる。
さらにあらゆる種類のモノが売られているため、ここに来ればなんでも手に入る印象を受けた。また来てしまいそうである。
新入幕の伯桜鵬がいよいよ優勝直前まできた。
新入幕の力士が優勝すれば109年ぶりのことになる。それほどの偉業であるが、本人は飄々としている。ただ昨日、一昨日の同力士の相撲を見る限り、「負けてなるものか。俺は強いんだ」といった魂魄が全身に宿っている気がして、応援しないわけにはいかない。
まだ髷も結えていないが、「そうがどうした。やってやる」という思いがヒト押しヒト押しから感じられて、押されて土俵際までいっても、そこから全力を振り絞って勝ちにつなげるだけの底力がたまらない。
まだ19歳だが、この勢いを失わなければ近い将来、必ずや横綱になるだろうと思われる。中学の時に痛めた左肩にはいまでもテーピングがなされているが、それでも力を発揮できる術をつかんでいるようだ。
今晩、優勝したらテレビのこちら側で拍手をして盃をあげたいと思っている。