ある女性の努力

今日、カフェに入ってコーヒーを飲み始めると、左横に座っていた女性が黙々とペンを走らせていることに気づいた。手紙でも書いているのかと思っていたが、しばらくしてからチラッと見ると、ノートに英単語を書きなぐっている。

学生さんという年齢ではない。すでに白髪が目立つ私と同年代と思える女性である。ノートの前には手垢のついた辞書が置いてあり、そこに付箋が何十枚と貼られている。

間違いなく英語の勉強である。英会話が達者であるのかはわからない。少なくとも、尋常とは思えないほどのレベルで英単語を勉強していることは間違いない。いろいろ理由はあるだろう。仕事で英単語を覚える必要があるのかもしれないし、趣味で英語を極めようとしているのかもしれない。会話も問題なくできる方かもしれない。

「どうして英単語を覚えてらっしゃるのですか」という質問が喉元まできたが、話しかけなかった。多分、アメリカのカフェで日本語を勉強している人がいたら、私は声をかけていたと思う。だが、日本ではなかなか見ず知らずの人に声をかけることはしないし、私も躊躇した。

カフェを後にし、話しかければよかったと思った。もしかしたらいい会話になり、興味深い話が聴けていたかもしれない。いまは少しばかり後悔している。

すでに満開

紫陽花といえば梅雨に咲く花だと思っていた。まだ4月だけれども、花屋の窓ぎわにはすでに大きな花を咲かせた紫陽花が並んでいた。思わず店員さんに、「写真を撮ってもいいですか」と叫んでいた。

夕焼けだんだん

今日の午後、台東区谷中にいく用事があり、帰りに谷中ぎんざを通りすぎた。

写真の奥にみえるのが「夕焼けだんだん」で有名になった階段だ。ここは2005年に日本アカデミー賞を受賞した「Always三丁目の夕日」のモチーフになったとも言われている。妙に心がホッコリし、笑顔になって帰ってきた。

われは南瓜

このタイトルと彫刻をみて、「草間彌生ね」と言える方はアートに造詣が深いに違いない。草間彌生はこれまで多くのかぼちゃ作品を産みだしてきた。この野外彫刻の上にも、草間らしい南瓜模様のオブジェが乗っている。

この彫刻は東京都千代田区丸の内仲通りにある作品で、「われは南瓜」という題がつけられている。いつも眺めている一品なのだが、今日あらためて写真を撮ってみた。