米大統領選:どうなるのか

11月5日の米大統領選の投開票日まで残りわずかとなった。当サイトでお伝えしているとおり、民主党カマラ・ハリス氏と共和党ドナルド・トランプ氏の戦いは優劣がつかないまま、ほぼ互角の支持率を維持した形で投票日を迎えることになる。

ただ、南部と中部の保守層が多く住む州は確実にトランプ氏がものにするはずだ。たとえばテキサス州は51.3%対43.9%でトランプ氏がリード、モンタナ州も56.5% 対38.2%でトランプ氏が優勢を保っている

一方、西部や東部諸州はハリス氏が大きくリードしている。たとえばカリフォルニア州はハリス氏が59.4%だが、トランプ氏は34.9%でしかなく、同州でハリス氏が負けることはない。また東部マサチューセッツ州でもハリス氏の支持率は59.5%で、トランプ氏(33.6%)を大きくリードしている。

ただ激戦州と呼ばれる7州の支持率は両氏ともほぼ同率で、どちらがものにするかは選挙当日までわからない。あとは見守るしかない。