いつも当ブログを読んで頂きありがとうございます。今年もいろいろなことがありました。
ブログを書き始めて来年で18年になります。これからも書き続けていこうと思っております。よろしくお願い申し上げます。
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数日前、スマホでニュースを読んでいる時、「エッ、ウソ」という声が出てしまった。
どうしたのかというと、米国では毎年、約4800万人もの食中毒患者が出ているというのだ。数字の出所は米疾病予防管理センター(CDC)というジョージア州にある米政府機関だったので、不正確な数字とは思えない。
4800万という数値はたいへんな数である。米国の人口がいま約3億3500万人だから、毎年7人に1人は食中毒になっているという計算である。あまりにも多くないか。いくら米国の衛生状況が日本よりよろしくないからといって、それだけの人が本当に食中毒になっているのだろうか。私は米国に25年間住んだ経験があるが、食中毒になったことは1度だけである。
食中毒というレベルではなく、「食当たり」ということで腹痛を起こすことはたまにある。そうした時も食中毒として捉えられているのではないか。ただ、普通の食当たりであれば薬を服用して回復を待ち、医療機関に行くことは少ない。政府が数字としてカウントするからには、患者が医療機関を訪れたということを意味するので、それだけの数の人が食中毒になってると考えるべきなのかもしれない。
それでは日本ではどれほどの人が食中毒になっているのか。人口が米国の約3分の1なので、1000万人くらいかと思って調べると、厚生労働省が発表した統計があった。米国と比較すると驚くほどの少なさだった。
年間の発生件数は変動があるものの、700~1200件の幅で推移していて、2023年の食中毒は1,021件(患者:11,803人)と報告されている。米国と比較するとあまりにも少ないので驚かされる。
米国の食中毒患者数 | ||||||
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31 known pathogens(31種の病原体) | 9.4 million(940万人) | |||||
Unspecified agents(不特定の病原体) | 38.4 million(3840万人) | |||||
Total | 47.8 million(4780万人) |
クリスマスイブに自宅でパーティーを開きました!
12月9日の当欄に「第三次世界大戦はすでに始まっている?」というブログを書いた。 ウクライナのヴァレリー・ザルジニー 元軍事総司令官 が、 「ロシアの独裁的同盟国がウクライナ戦争に直接関与することは、第三次世界大戦が始まったことを意味する 」という言説をもとに記したのだが、内外の情報を見聞きする限り、「すでに開始された」と解釈してもいいほどの状況になってきている。
当事国はロシアとウクライナだが、戦争開始から3年近くがたったいま、紛争地にいる兵士たちから聞こえている言語はロシア語やウクライナ語だけでなく、スペイン語、ネパール語、ヒンディー語、ソマリア語、セルビア語、韓国語などで、すでに地域紛争からグローバルな戦争へと変容しつつある。
ウクライナは「民主主義」を守るために戦っているというが、ロシアは米国の覇権主義や「集団的西側諸国( the collective West )」と戦っていると主張する。モスクワはさらに「多極的世界秩序( multipolar world order )」という言葉を使い、イランからシャヘド・ドローンを提供させるだけでなく、北朝鮮には弾道ミサイルと砲弾だけでなく数千人の兵士を送り込ませている。
さらに、ロシアにとっての最大の味方は中国で、ロシアが必要とする軍事技術だけでなく、西側の制裁からロシア経済を支える重要な役割も果たしている。他方で、モスクワは西側諸国の都市を核攻撃するかもしれないとの見方もあるが、核のボタンを押すことには大きな抵抗があるようだ。
著名な歴史家、セルゲイ・ラドチェンコ氏は「米国にとって、ロシアとの核戦争を回避することがこの紛争での最優先事項だ。二番目に重要なのはウクライナに勝利をもたらすこと」と述べており、当事国だけでなく、周辺国も含めたバランスのとれた安全保障政策が肝要であることは言うまでもない。
東京駅の地下にある雑貨屋さんで勢揃いしたサンタたち。