負け癖のついたトランプを米共和党はなぜ外せないのか

「私は数年前からドナルド・トランプ氏の影響力は弱まり、市民は新しいリーダーを求めるようになると言ってきました。それがまさに今なのです」

米東部メリーランド州ラリー・ホーガン知事(66・共和党)は最近、フォックステレビのインタビューでこう述べた。

ホーガン知事はつい先日、知事の任期を終えたばかり。しかも在任中は支持率77%という高率を維持し、東部のリベラル州のなかでは異例といえる共和党知事として、高い人気を保ってきた。そしてホーガン氏はいま、2024年11月の大統領選に照準を合わせていると言われている。

そこでのライバルがトランプ氏なのだ。次の米大統領選挙まで2年弱あるが、米メディアによる選挙報道はすでに連日、かなりの量に及んでいる。そこにはいくつかの理由がある(続きは・・・負け癖のついたトランプを米共和党はなぜ外せないのか)。