ウクライナ戦争、終結へ

今朝、私の仕事場である外国特派員協会に入り、ワークルームに向かって歩いていると、廊下で顔見知りの女性と出会った。「あけましておめでとうございます」という新年の挨拶のあと、その女性は「今年は戦争が終わるといいですね」と言った。

ウクライナでの戦争は来月で開始から1年を迎える。現時点でいえることは、すぐに戦争が集結するとは思えないことだ。戦況は今後、ウクライナが優勢となり、ロシアが降伏するという見方もあれば、戦争はこのまま泥沼化してすぐに終わらないという悲観的な見方までさまざまだ。実は明日、ネットメディアのジャパン・ビジネス・プレス(JBP)にこのあたりのことを書いた記事が掲載される。読んで頂ければ幸いである。

私はまだウクライナに行ったことがないので、ウクライナのことを書く時はどうしても地に足がついてない状態で書かざるを得ない。少なくともロシア側とウクライナ側の軍関係者に話を聴きたいところだが、いまはかなわない。

戦争という破壊行為が続く限り、そこに住む人たちが平穏な生活を送ることは無理である。米ソ間で前向きな和平交渉が進めばいいが、いま両者はそのテーブルに着こうとさえしない。こんな時は本当に人智を超えた、超絶的な力をもったスーパーマンのような人物が現れて、世界平和を実現してくれないかと思うのだが、、、、またため息である。