怯える米IT業界、労組設立の動き相次ぐ

IT業界の雄、米アマゾン・ドット・コムでいま歴史的と言えることが進行中である。

歴史的という言葉は少し大げさであるが、すでに米メディアはこの言葉を使い始めてさえいる。何が起きているのか。

ジェフ・ベソス経営最高責任者(CEO)が2021年第3四半期で退任し、会長になると発表した時期と合致するかのように、米アマゾンでいま、初めての労働組合が結成されようとしているのだ。

産業界において労組の結成はなにも新しいことではないが、ベソス氏がアマゾンを築き始めてから26年ほどが経つなかで、労組が生まれようとしている意義を探りたい(続きは・・・怯える米IT業界、労組設立の動き相次ぐ)。