コロナによる人口減の衝撃、米国は成長モデル失う

新型コロナウイルス感染症が世界中に蔓延し始めてからほぼ1年が経つ。

日本を含めた多くの国では感染者数と死亡者数が減少しているが、社会全体に目を向けると直視しなくてはいけない別の問題が浮上してきている。コロナを抑え込むことが最重要課題であることは論を俟たないが、特に米国などでは大恐慌以来と言われるほどの社会現象が起きている。人口減少だ。

それは日本時間2月23日時点でコロナによる死亡者累計が50万人を突破したという事実だけでなく、人口構造の変化を伴うことですらある。

人口減少について述べる前に、コロナだからこその人口動態の変化について記しておきたい。実はコロナの影響によって、多くの米市民が都市部から去っているという現実がある。コロナというパンデミックによって都市部の活力が失われてさえいる(続きは・・・コロナによる人口減の衝撃、米国は成長モデル失う)。

ダンボール箱が好きです

寝場所は決まっていません。机の上だったり、ベッドの上で寝息をたてたり、竹籠の中で静かになっている時もあります。

わたしは今日、自宅で原稿を書いていたので、そんな日は仕事部屋にやってきます。デスクのすぐ横に置いてあるダンボール箱がお気にいりです。

無性に食べたくなるもの(16)

「本当に食べたいものがあればどこにでもいく」

この言葉は誇張ではない・・・。少なくとも、そうした心意気をずっと持ち続けていたいと思っています。

「美味しいうなぎを食べたい」と思うことがよくあります。名店と呼べる店は都内にもありますが、どうせなら風情のある地方の店で食べたい。

静岡県三島市にある桜屋は安政3年(1856年)創業のうなぎの名店。静岡の最優秀賞を差し上げたいと思っています。旨味が脳裏にしっかりと刻まれるような一品でした。

バイデン、思いを語る

「この人は本当に真っ当な人物なのだろう」

今週16日に行われたバイデン大統領と市民との対話集会を、ユーチューブで観たあとの率直な感想である。大統領に向かって「真っ当な人物」と述べることは失礼かもしれないが、距離を置いてみてもそうした思いがあった。

CNNが主催した対話集会は、いまのバイデン氏のありのままをさらすのに十分な効果と価値があった。同氏は約75分の集会で、まったくペーパーに頼らず、数十人の市民から投げかけられる質問に壇上で実直に答えていた。

Photo from CNN

もちろん質問内容は事前にホワイトハウス側に伝えらえていただろうし、その答えも用意されていたはずである。だが78歳の大統領はほとんど淀みなく、何も見ずに受け答えをした。むしろ想定問答集を覚えてその通りに話すことの方が難しかったかもしれない。いまの自分の思いをその場で表現する方が、テレビの視聴者の胸に刺さることをよく理解していたと思われる。

内容はコロナのことから教育、最低時給賃金、トランプ前政権、移民の問題まで多岐におよんだ。政権誕生からまだ1カ月だが、すでに大統領を数年やってきたかのような沈着で泰然とした受け答えで、誠実さがにじみ出ていた。

「私はホワイトハウスで寝起きしたいから大統領になったのではありません。この国の将来のためになる決断をするためになったのです。大統領として皆さんに仕えられることは本当に名誉なことです」

少なくともバイデン氏は心をこめてそう述べていた。1973年から連邦上院議員を務めてきた政治家である。いま自分が何をすべきかを熟知しているはずである。そしていま国家が必要としているものは前向きな姿勢であることを示した。それは次の言葉に表れていた。

「いま国は分断されているといいます。でも明確に分断されているわけではない。外にでて、いろいろな人と話をしてみてください。両極にいる人たちでさえ、話し合いができる余地を残しています。はっきりと分断されているわけではないので、私はまとめることができると思っています」

久しぶりに期待のできるリーダーが登場したと言っていいかもしれない。

コロナへの抵抗

過去1年ほど、ほとんどの方がコロナへの警戒心を強めているかと思う。風邪やインフルエンザと同じような症状がでる場合もあれば、ほとんど無症状の場合もあり対応が難しい。

無症状の感染者でも他者に感染させることがあるため、すでに多くの人は自分が感染しているという前提で人に接していたりする。いずれにしても、感染しない・させないために、できる限りのことをしなくてはいけない。

すべての人がPCR検査をしているわけではないので、私も含めて「たぶん今は感染していないだろう」という楽観的な思いを抱きながら日々を過ごしてる方が多いのではないか。願わくば昨夏あたりに感染し、無症状のままですでに完治し、いまは抗体を持っているという状況がありがたいのだが、そうはうまくコトが運ばない。

無症状の感染者であっても、発熱や咳や倦怠感がないだけで、あとから考えるとコロナの特徴的な症状といわれる息切れや筋肉痛、下痢、目の充血などがあったという場合もあり気が抜けない。

皆さま、「コロナは駆逐されました」と伝えられるまで、辛抱強く感染防止に努めてください。