忙しくてもゴルフは欠かしません

トランプがゴルフ好きであることはつとに有名である。メディアにはあまりクラブを振っている姿を見せないが、頻繁にゴルフ場に行っている。

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少し調べてみると、9月は2日、7日、8日、14日、15日、21日、28日、29日の8日間。10月に入っても5日、12日、13日にプレーしていた。いずれの日も土曜か日曜で、週末には必ずといっていいほどクラブを握っていることになる。

両月にプレーをしたのはすべて首都ワシントン郊外(バージニア州ポトマック・フォールズ)にあるゴルフ場で、2009年にトランプが購入した「トランプ・ナショナル・ゴルフ・クラブ」である。自分の所有するゴルフ場で、しかも週末にプレーするので文句はないが「意外に時間があるんじゃない」という印象である。

スケジュールを組むときに「週末はゴルフ優先だからな」と部下に言っていると思えるくらいだ。超多忙に見える大統領だが、実は予想外に余裕があるというのが本当のところかもしれない。要所要所でメディアに登場して発言し、あとはホワイトハウスの執務室と公邸にいられる。

ただ、週末のゴルフ以外にも他州で行われる政治集会や会議に頻繁に足を運んでいるのも確かだ。9月だけでもノースカロライナ、メリーランド、ニューメキシコ、カリフォルニア、テキサス、オハイオ、ニューヨークの各州に、10月もすでにフロリダ、メリーランド、ミネソタ、ルイジアナ、テキサスの5州を訪れている。トランプにとってゴルフは活力を養う術なのかもしれない。(敬称略)