ゲルハルト・リヒター展

東京国立近代美術館で開催中のゲルハルト・リヒター展に足を運んだ。抽象画だけでなく具象画やフォトペインティングなど、多彩な表現方法をつかって自己表現をしているドイツの芸術家は、立ち止まることを嫌うかのようだ。

天才ここにあり!との思いを抱いた。

10年前の北朝鮮

今日(12月17日)は、北朝鮮の金正恩総書記が権力を握ってからちょうど10年目にあたる日だ。それは前総書記の金正日氏が他界した日でもある。

当ブログでも記したが、ちょうど10年前に私は北朝鮮を訪れる機会があり、北京経由で平壌に入って「かの国」を見てきた。国交はなくとも、北京の北朝鮮大使館で旅行者カードを取得でき、観光目的で入国はできる。

平壌郊外ののどかな公道。

10年前は走っている車の数がたいへん少なく、平壌から板門店まで(約170キロ)にすれちがった車はたった10台でしかなかった。それはマイカーを所有する人が極端に少ないということであり、経済的に西側諸国と比較するとかなり窮乏化が進んでいるということでもある。

平壌の地下鉄の入り口。市内には2路線があり、
開業は意外に古く1973年である。

しかし、各地で出会った市民の顔からは不思議と困窮しているという表情はなく、食べるものは食べているという印象を受けた。

あれから10年がたち、金正恩体制になって北朝鮮国内の経済事情がどう変わったのか、さらには市民の生活がどう変化したのか探りたいが、次回の訪朝はまだ見えていない。

懐かしい写真

今日は早めに原稿を書き終えたので、以前撮った写真の整理をしていた。懐かしい写真があとからあとから出てくる。

この写真は15年前(2006年)、中米グアテマラを旅していた時のものだ。遠くにマヤ文明のティカル遺跡が望める。いまはコロナでなかなか旅に出にくいが、来年こそは遠出ができることを祈っている。

順応する凄さ

この写真をご覧になって、たまたまうしろ脚で立ち上がった犬が写真に撮られたと思われるかもしれない。

実は、米コロラド州西部のユーレイという町に住むケイティー・パセックさんの飼い犬「デクスター」は、二足歩行する犬なのだ。6歳になるデクスターは5年前、交通事故にあって右の前脚に重症を負った。事故後すぐに獣医のところに運ばれたが、切断しか選択肢はなく、右脚を失った。同時に左の前脚も損傷を負っていたため、四足で歩くことはできなくなった。

傷が癒えるまで、数カ月かかった。だがパセックさんは、デクスターがうしろ脚2本で立ち上がり、みずから二足歩行を学習しはじめていたことに気づいていた。

いまでは「犬は二足歩行する動物」と思われるほど自然に立ち上がって歩く。順応という秘めた力には目を見張らざるをえない。

来年は旅に出られますように

このブログを定期的に読まれている方はご存知かもしれませんが、私は「旅」が好きで、いろいろな土地を訪れています。これまで49カ国に行っています。1979年にアメリカに行ったのが最初で、それ以来、ほぼ毎年のようにいろいろな国に足を向けてきました。

今年は新型コロナウイルスのせいで2月にアメリカに行っただけなので、いまは少しばかり息苦しさを感じています。それほど私にとって、国外の旅は精神衛生上、大切なことなのです。

予定を立ててくつろぐことを目的としたものが「旅行」であるなら、私にとっての「旅」は新たなモノを求めた冒険的行為といえます。ですから1人で行くことが多く、未知なるものを経験しにいく喜びと嬉しさがあります。

2021年はコロナが収束するか、ほとんどの人がワクチンを接種することで、マスクを外して自由にどこにでもいけるようになることを願っています。皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。

2015年、カンボジアで。