目線、こっちにください

試合が終わり、やりきった表情の代表メンバー。

悔しさももちろんあるが、清々しさが勝っていたように思う。素晴らしいチームで、いまできることはすべて出し切ったという顔つきだった。

東京スタジアムに詰めかけた4万8000人超の観客の多くは外国人で、彼らも日本代表に声援をおくっていた。頰っぺたに日の丸を描き、「必勝」のはち巻をしている人もいる。ブロンドの女性が浴衣をきて「ニッポン!」と叫んでもいた。

松島と福岡の両ウィングがボールをもつたびに観衆は「ウォー!」。リーチにボールが回るたびに「リーーーーチ!」。サッカーや野球とは違う熱い空気がある。

それにしても南アフリカの憎らしいくらいの強さはいったいどうしてくれよう、という感じである。決勝はニュージーランド対南アフリカか?

オールブラックス:動くカーテン

ブレた写真ですみません!

友人のオランダ人ジャーナリストから、「ニュージーランド戦のチケットがあるから一緒に行かないか」との誘いを受けた。「もちろん行くよ」と答えて6日正午過ぎ、調布の東京スタジアムに向かった。

4万8000人が入ったスタジアムには外国人も多かったが、やはり7割くらいは日本人。オールブラックスのファンも多かったが、ニュージーランドがあまりにも強いので、必然的に判官びいきになって多くの人がナミビアに声援を送っていた。

ナミビアの選手がボールを持って走り、黒いジャージの中を少しでも抜けると「フォーーー」という声とともに大きな拍手が起こる。だがオールブラックスのディフェンスは固く、まるで動くカーテンのようで、ナミビアは1つのトライもあげられずに試合は終わった。結果は11個のトライを奪ったニュージーランドが71対9で勝った。

スタジアムで観ていると、80分はあまりにも短く、あと2、3時間は試合を観ていたい衝動にかられた。アメリカン・フットボールと違い、ラグビーはスクラムやラインアウトになって試合が続行されていない時間も時計は止まらない。それだけに本当にアッという間に試合終了になってしまった。

それでもボールを少しでも前に運ぼうとする選手たちの魂魄がつたわってきて、胸の奥がなんども熱くなった。今月20日の準々決勝も観る機会を得ている。ア・リ・ガ・ト・ウ!

クマモンとラグビー

今年1月から千代田区丸の内仲通りのベンチに、ラグビーボールを手にしたクマモンが座っている。

ワールドカップを盛り上げようと、長い間座っていたのだ。海外からやってきた人たちもしきりに写真を撮っていく。

開幕するやいなや、ラグビーファンであろうがなかろうが、「男たちの肉弾戦を観るべし」という空気が高まってきた。試合中のテレビCMもラグビー・バージョンになった。

私もにわかラグビーファンになって、試合を観ている。ただ、年代も職業も違う男女2人ずつの仲間がいて(1人は私)、数年前からワールドカップの試合を観に行こうという話がでていた。

仲間の1人がチケットを手配してくれていて、10月の準々決勝を観にいくことになっている。その試合の対戦カードはもちろんまだ決まっていないが、日本の可能性もある。

スポーツはいろいろやってきたが、ラグビーは経験がない。本当に観るだけである。だからしろうとはシロウトとして、偉ぶらずに試合を楽しみたいと思っている。

「思秋期」を聴きながら

iwasaki8.26.19

(文化放送:くにまるジャパン極にて)

岩崎宏美といえば「思秋期」である。

スタジオで歌ってくれたわけではないが、私がスタジオに入るまえにこの曲が電波に乗った。10代の頃を思い出さざるをえない。

その歌い手と同じスタジオで話をすることになるなど、40数年前には想像すらできなかった。私と同世代の岩崎は想像していた通りの親しみやすさを携えた人で、笑顔がさわやかで素敵だった。

そんな中、私は日韓の軍事情報協定とトランプのグリーンランドへの興味について話をして帰ってきた。(敬称略)