トム・クルーズ主演の最新映画『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』を観てきた。映画館に足を運んで映画を観るのは実に久しぶりである。今回のバージョンは5月23日に日米同時公開になったもので、観る前から久しぶりに胸の奥がワクワクして落ち着かなかった。
場内は満席で、3時間近い映画だったが、終わるまでゆっくり瞬きをする暇もないと言えるほど次から次へと見逃せないシーンがつづき、久しぶりに「映画を観て興奮した」と人に伝えられる作品だったかと思う。シリーズものの映画で、しかも主演がトム・クルーズなので、彼が躍動することは最初からわかっていたし、主人公が死ぬことはないので、最後まで安心して観ていられた。
それでも、飛行機にぶら下がるシーンなどは「本当にスタントマンを使っていないのか?」と思えるほどハラハラさせられた。クルーズが飛行機を操縦するシーンもでてくるが、さすがにこれは特撮のようで、いくら彼が果敢に何にでも挑戦する俳優であっても、すぐに飛行機を操縦することはできなかったのだろう。
それでも映画としては「A」評価の出来だったと思う。