ドジャースとドジャーズ

大谷翔平選手の移籍先がロサンゼルス・ドジャーズに決まったことで、どのメディアも大きな扱いをしている。米メディアもスポーツ欄のトップで大谷の去就を報道しているほどだ。

ロサンゼルス・タイムズ紙は「野球界に7億ドル(約1015億円)の掘り出し物などほとんど存在しない」という一文で始まる記事を載せて、改めて大谷の凄さに光をあてた。ただ、私が気になっているのは、ドジャーズの表記である。今年3月、当ブログでドジャーズなのかドジャースなのかといったことを説明させていただいたが(ヤンキース、ドジャース、エンゼルス)、英語では「ス」ではなく「ズ」と発音されるので、私としては歯がゆくてしょうがない。英米人は例外なくドジャーズと発音する。

日本では「ス」の方が発音しやすいという理由からか、「ズ」と濁らずにドジャースと発音されるのが一般的だが、ドジャーズという名前は固有名詞であるため、濁音を使って正確に発音されるべきだろうと思う。

そう思いながら10日夜のテレビ朝日「サンデーステーション」を観ていてハッとさせられた。小木逸平、渡辺瑠海といった出演者がドジャーズと濁音で発音していたのだ。これは番組の打ち合わせの段階で、関係者の指摘によって「ドジャーズでいこう」と 決めたと思われる。

テレビ朝日がこれからすべての番組でドジャーズに統一するのかと思っていると、今朝(11日)の羽鳥さんの番組では再びドジャースに戻ってしまっていた。サンデーステーションだけが例外的にドジャーズを採用したようで、これからは日本全国でドジャーズと発音してほしいことを願う。

「これからはドジャーズ!でいこう」という運動を展開するか?

チャーリー・マンガーの軌跡

チャーリー・マンガーという人物をご存じだろうか。

11月28日に99歳で亡くなった弁護士であり投資家で、著名な投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの副会長を務めていた人だ。過去1週間ほど、マンガー氏についての記事がいくつものメディアに登場している。

Munger 'in love with the Xerox machine' | CNN Business
Charlie Hunger from CNN

マンガー氏がいなければ、バフェット氏の成功はなかったと言われている。というのも、バフェット氏はマンガー氏の頭脳明晰さを何十年も前から賞賛し、ほとんどの経営局面で相談を持ちかけていたからだ。バフェット氏はこう述べている。

「私はウォール街の誰とも、チャーリーと話す100分の1の時間も話をしていない」

さらにマンガー氏のことをこうも評している。

「彼は30秒の頭脳の持ち主で、世界最高レベルといっていい。というのもチャーリーはAからZまでのことを一挙にこなすことができるばかりか、あなたが文章を書き終わる前にすべての本質を見抜くことができるからだ」

ただマンガー氏の人生が最初から順風満帆だったわけではない。離婚や経済的破綻を経験したばかりか、息子が白血病にかかって9歳で他界するという憂き目にもあっている。さらに自身も白血病にかかって左目を摘出した。それでもハーバード大学ロースクールを卒業後、弁護士として不動産開発等を手がけ、45歳からは投資家として資産を築いた。

米フォーブス誌によると、総資産は 27億ドル(約3980億円 )といわれている。またひとつ、巨星が消えた。

東アフリカのいま

東アフリカは今夏、記録的な長期干ばつに見舞われたが、過去1カ月ほどは逆に壊滅的な洪水の被害に直面している。

特にソマリア、ケニア、エチオピア、タンザニアでの被害は甚大で、国連人道問題調整事務所によると、10月1日以降、洪水によって100人以上が死亡し、70万人以上が避難している。

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from X(twitter)

同地域の降雨量は例年の2倍から4倍で、ソマリアで3番目に大きい都市ベレトウェインでは、町全体が水没したことで人口約25万人のうちの約9割が家を追われたという。

インド洋西部の海面水温が平年よりも高く、さらにインド洋東部の赤道域の海面水温が平年よりも低いと、アフリカ東部に多くの雨を降らせる。またエルニーニョ現象も大雨をもたらす傾向がある。

日本では大きな報道になっていないが、世界的にみれば大災害として支援の手が差し伸べられてしかるべきである 。