2023年2月、米国が中国のスパイ気球を撃墜したニュースは広く報道された。
米国側は中国がスパイ目的で偵察気球を打ち上げて米国領土に飛ばしたと解釈しているが、中国側は全面的に否定しており、撃墜事件から7か月経った今も、両国は独自の立場を譲らない。
9月16日、米首都ワシントンの中国大使館の報道官である劉鵬宇氏は米メディアに対し、次のようにスパイ活動をしていたわけではないことを改めて強調した。
「事件以来、気球は気象やその他の研究目的で使用された無人の飛行船であり、米国領空への進入は全く予期せぬ、不可抗力によって引き起こされたと繰り返し申し上げている」(続きは・・・中国のスパイ活動が下火に? 11月の米中首脳会談への配慮か)