北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記とロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2023年9月、ウラジオストクで会談すると報じられている。
ホワイトハウスは米国の主要な敵対国である2国が武器交渉を「活発に進めることになる」として、警戒感を強めている。バイデン政権のカリーヌ・ジャン=ピエール報道官は先週、「我々は以前から、ロシアが北朝鮮から軍需品を積極的に入手することを警告してきた」と発言。
2国が今まで以上に緊密になることで、ジョー・バイデン大統領も新たな対応策を考えざるを得ない状況になってきている。米バージニア州ジョージ・メイソン大学公共政策大学院のマーク・カッツ教授は、「(今回の会談は)より直接的でオープンな『新たな支援の時代』を示唆するもの」と述べ、国際関係に新たな緊張が生まれつつあると指摘する。
「新たな支援の時代」というのは、これまで北朝鮮が軍事物資を海上輸送してきたのは輸送を隠蔽するためであり、これからは直接、鉄道を使ってロシアに送ることになるという(続きは・・・金正恩の股をくぐっても欲しい砲弾、プーチン・金正恩会談に米国警戒)。