ネットで調べものをしている時、年代別の平均貯蓄額という表が目にとまった。人がいくら貯蓄しているかはなかなか気になるところだが、 金融広報中央委員会というところが発表している数字(令和4年)なので、信憑性は高そうだ。
人間は人と比較をすることで自分の立ち位置を決めるようなところがあり、これは国を問わず、どこでも同じだろうかと思う。
私は現在66歳。60代の貯蓄額をみていくと、平均が1388万円とある。高いようであり低いようでもあるが、それなりの額である。ただこの1388万円は何千人もの貯蓄額の平均であって、億単位の貯蓄をしている人も当然含まれる。何十億円ものお金がある人も含まれるので、平均額はかなりあがってしまう。
そういう場合を考慮して、本当の平均といえる「中央値」という数字も発表されている。60代はこの中央値が300万円とでている。もちろん、どの年代でも貯蓄どころか借金を抱えている人がいるし、貯蓄ゼロという人たちもいる。そうした全体像を眺めると、貯蓄額が300万円というのが「普通」なのかもしれないが、なかなか判断は難しい。さらに、この数字には不動産等の資産は含まれていない。あくまで貯蓄額ということである。
それでは私の貯蓄額は、、、、いえるわけないでしょう!