プーチンは逮捕されてしかるべき

国際刑事裁判所(ICC)は17日、ロシアのプーチン大統領(以下プーチン)に戦争犯罪の容疑で逮捕状をだした。すでに世界中で大きな話題になっているが、ウクライナ侵攻をはじめとするプーチンの横暴な振る舞いを考えると当然な判断であろう。

今回は「ウクライナからの子ども連れ去りに関与した戦争犯罪」とされているが、ロシア軍をウクライナ領内に進軍、占領していく蛮行は地域に災いを生み出し、禍根を残す犯罪行為にほかならず、戦争のおぞましさをまざまざと内外に見せつけることになった。

この元凶を生みだしたプーチンに対して逮捕状をだしたことは、ICCの妙手であるが、これまでのところ結果が伴っていないのが残念である。というのも、いくらICCが国際機関であってもロシアと中国はICC に加盟しておらず、ロシアは「知らぬ存ぜぬ」を貫いている。

いまメディアは、ロシアがICCに加盟していないと報道しているが、実は2016年まで同機関に加盟していた。いまは非加盟国になったので、「何の関係もないだろう」と解釈しているのだ。現実的にみて、今後プーチンが国際法廷の場で裁かれる可能性は低いと言わざるを得ない。

しかし強制的にでも、プーチンの手に手錠をかけてやりたいと思うのは私だけではないはずだ。国際社会は力を合わせて動くべきである。

ヌートバーに功労賞を

WBCでの日本チームの快進撃が止まらない。特にラーズ・ヌートバーのプレーには舌を巻く。彼のプレーからは、観ている人たちを楽しませ、日本全体に活力を与えてくれるような前向きさが伝わってくる。さらに日本チームの一員としてプレーできていることに喜びを感じているようでさえある。

グラウンドに飛び込むようにしてフライを捕球する姿は、ある意味で感動的だ。周囲の人たちに敬意を払う様子も好感がもて、WBCが始まってからファンになった。今はもう日本チームに欠かせない選手になったと言っていい。

MLBのツイッターを読むと、ヌートバーのファンは日本だけでなく、アメリカにも増えていた。米国ファンのコメントをいくつか紹介する。

「野球が簡単に世界を1つにする様子がわかる」
「ヌートがワールドワイドに」
「彼は国際的なセンセーション。信じられない」
「彼をもう米国に連れ戻すことはできない」
「ああ、彼は私たちのところには戻ってこないのか」

今後の結果がどうであれ、彼には功労賞を進呈したい!

夢に出てきたもの

朝起きて、「あああ、夢だったか」と嘆いてしまった。上記の写真は米バージニア州アーリントン郡にある「メトロ29ダイナー」というお店の「コーンビーフハッシュ」。

以前住んでいたマンションからそう遠くないお店で、よく食べにいっていた。たまに無性に食べたくなるが、こちらにいる限り夢の中だけで楽しむしかない、、、。

花粉症に白旗

このところ花粉の飛散量が凄まじい。私は米ワシントンに住んでいたときからの「つき合い」だから、20年以上も苦しめられている。年によって、日によって、症状に差があるが、基本的にこの時期は花粉症で鼻はズルズルになる。

いまは何種類も花粉症の薬が市販されており、私は「A」というアレルギー専用の鼻炎薬を服用している。だが、ピシャっと鋼鉄のドアを降ろして花粉をシャットアウトするようなことはできない。飲んだ方が症状が改善することが多いので服用しているが、スギ花粉がピークを迎えようとしている時に、今度はヒノキ花粉が飛び始めるというニュースも伝わり、もうウンザリである。

花粉が体内に入るとIgE抗体がつくられ、蓄積量があるレベルに達すると次に花粉が入ってきたときに症状を起こすのだが、「なんとかしてください」というのが正直な気持ちである。