ビビッドな夢

久しぶりにビビッドな夢をみた。それもニューヨーク、マンハッタンを歩いている夢で、周囲の風景も鮮明で、色がついていた。

右手にセントラルパークが見えたので、セントラル・パーク・ウェストという通りだと思う。私はそこを一人で、楽し気に散歩しているのだ。前からボーダーコリーを散歩させている女性がくれば犬に触らせてもらい、スケートボードに乗った小学生の男の子が通れば話しかけてちょっとした会話を楽しむ。

Central Park West (Manhattan) - Wikipedia, la enciclopedia libre
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これほどビビッドで、しかも心が躍るように楽しい夢は久しぶりのことである。しかも、まるでその場にいるかのように、セントラルパークの木々や歩道の模様、ビルの形状がはっきりと見えるのである。なんということだろうか。

私は滞米生活25年のなかで、ニューヨークには毎年のように足を運んでいた。ワシントンとニューヨークはちょうど東京と大阪の距離で、多い時は1年に5回以上は行っていたので、数十回はマンハッタンに行ったことになる。アムトラックという電車でいくこともあったし、飛行機の時もあり実になつかしい。

あまりにリアルな夢だったので、その続きが今夜も見られるように祈るばかりである。

なか卯:250円の朝食

朝、ネットニュースを読んでいると、「なか卯が今でも250円の朝食を提供している理由」という記事が目にとまった。その少し前に、ニューヨーク、マンハッタンのラーメンが18ドル(約2300円)という記事を読んでいたので、なか卯の驚異的な安さに唖然とさせられた。

普段、ほとんどなか卯には行かないのでその朝食を見たわけではないが、「こだわり卵定食」という名前がついており、目玉焼きがメインで、ごはんと味噌汁がついてくるようだ。それにしてもやってくれるものである。店側は「毎日食べても飽きがこないように」という配慮をしているらしい。

そして250円という価格設定は、コンビニでおにぎり1個とドリンク1本を購入した時の値段とほぼ同じにしてあるという。アメリカでは考えられない値段で、なか卯には「これで本当に利益が出ているのですか」と訊きたいくらいである。ただその背景には、日本らしいサービス精神があると思える。仕事の前に安くて安心できる朝食を提供したいという思いやりに本当に頭が下がるのである。

今度ぜひ、こだわり卵定食を食べになか卯さんに足を運んでみたいと思う。

ドイツとロシアは戦争状態にある

「ドイツはいまロシアと戦争状態にある」

この発言がいま欧米の外交関係者だけでなく、メディアでもしきりに取り上げられている。

「本当の戦争状態ではないだろう」「誇張なのではないか」「これから戦争はさらに拡大していくはず」といった賛否両論が巻き起こっている。

発言者が軍事評論家や一般人であれば軽視されることもあるが、ドイツのアンナレーナ・ベアボック外相の言葉であるだけに無視するわけにもいかない。しかも私的な談話などではなく、1月25日に行われた欧州評議会(PACE)での発言だけに問題は拡大した。

同外相はさらに「大事なことは欧州諸国の間で非難し合わないことであり、ウクライナを守るためにもっと努力すべきということ」とつけ加えて、ウクライナ擁護と同時にロシアへの対抗姿勢をより鮮明にした(続きは・・・ドイツとロシアは戦争状態にある、こう言い放った独外相の真意と影響)。

月刊文藝春秋:創刊100周年

月刊「文藝春秋」が創刊100周年を迎えた。ネットの時代になって、発行部数を減らしていることは知っているが、まだまだ頑張ってほしい紙媒体である。

今回の記念号でも600頁を超える厚みがあり、手に取るとズシリとした重さを感じる。電車やバスの中で読む人はまず見かけないが、今回くらいは手にとっていただきたいと思う。