死に物狂いのロシア軍には欧米最新戦車だけでは勝てない

ロシアがウクライナに軍事侵攻してから2月24日で1年になる。戦闘は継続されたままで、すぐに収束するとは思えない。

米国とドイツは1月25日、ロシア軍に対抗するために米「エイブラムス」戦車31両、独「レオパルト2」戦車14両をウクライナに供与すると発表し(JBpress2月3日「ドイツとロシアは戦争状態にある、こう言い放った独外相の真意と影響」参照)、戦況の好転を図った。

戦車供与については多くのメディアがすでに報じているとおり、実際に戦車がウクライナに渡ったとしても、ロシア軍を撃退して戦争を早期に終結させることはほとんど無理であることが、複数の軍事専門家によって明らかになっている。

現代の地上戦では、戦車は確かに非常に有効な兵器で、戦車の主砲は最も殺傷力が高いとも言われている(続きは・・・死に物狂いのロシア軍には欧米最新戦車だけでは勝てない)。

人間の可能性

トルコとシリアの大地震発生からすでに9日がたった。多くの方が亡くなった大災害だが、連日ガレキの中から生存者が見つかったという嬉しいニュースも入ってきている。

今朝もトルコで新たに4人が救出されたというニュースがあった。17歳と21歳の兄弟、18歳の男性、そして26歳の女性である。これまで、人間は水分をとらないと3日で息絶えるといわれてきた。ただ水分さえあれば、何も食べなくとも数週間はいきられるといわれている。この生存者たちは狭い空間に閉じ込められていたに違いないし、飲食もほとんどしていなかったはずだ。

ただ数日前に救助された少年は自分の尿を飲んでいたと報道された。今日助けられた4人もきっと同じ行為をして、わずかばかりの水分を摂っていた可能性が高い。それでなければ息絶えていたに違いない。もし水分も摂らずに9日間も耐えていたとしたら奇跡といえるだろう。

今後、そのあたりのことが詳しく報道されるだろうが、9日も耐えられた秘訣は何だったのかを知りたいと思うのは私だけではないはずだ。今後さらに生存者が救助されてほしいものである。

世界ラジオデー

今日、2月13日は世界ラジオデーなのだという。昔からあったわけではなく、2011年にユネスコの総会で宣言され、ラジオの重要性をあらためて認識する日にしたという。

どれほどの方が日常的にラジオを聴いているか知らないが、私は中学時代からいわゆる「ながら族」で、ラジオを聴きながら勉強をしてきた人間である。深夜放送もずいぶん聴いた。社会人になって、一度はラジオから遠ざかったが、インターネットでラジオが普通に聴けるようになって、再びラジオを聴くようになった。

朝はもちろんテレビも観るが、自分の仕事部屋に入るとJ-Waveの別所哲也氏の番組を聴くし、それが終ればTokyoFMの住吉美紀さんを聴くこともある。もちろん「必ず・・・」ということはないが、日中にはインターネットを使ってアメリカのラジオ局にチューニングすることもある。

眼からではなく、耳から情報をいれることで、モノをより深く考えやすくなるようになると思うのは私だけだろうか。

米中は2025年に戦争をする: 米空軍大将が放った言葉の衝撃

米空軍の大将による米中戦争の可能性発言が内外で波紋を広げている。

空軍航空機動軍司令部のマイク・ミニハン大将(56)は2023年1月末、自身のツイッターで「私の直感では、米国は2025年に中国と戦争をすることになるだろう。直感が間違っていることを願う」とつぶやいた。

このつぶやきは内外のメディアに大きく取り上げられ、ウォールストリート・ジャーナル紙などは社説でも扱ったほどだ。こう記している。

「ミニハン大将の言葉はぶっきらぼうかもしれないが、彼の懸念は広く共有されているし、されるべきである。(中略)台湾をめぐる紛争では死傷者の規模が大きくなるし、米軍をぐらつかせることになる」

そして同社説は結語で、「台湾を守るための戦争を阻止するため、米国は(中国の)侵略を撃破する手段と意志を持っていることを中国に示す必要がある」と記した(続きは・・・米国は中国と2025年に戦争をする――米空軍大将が放った言葉の衝撃)。