人間の可能性

トルコとシリアの大地震発生からすでに9日がたった。多くの方が亡くなった大災害だが、連日ガレキの中から生存者が見つかったという嬉しいニュースも入ってきている。

今朝もトルコで新たに4人が救出されたというニュースがあった。17歳と21歳の兄弟、18歳の男性、そして26歳の女性である。これまで、人間は水分をとらないと3日で息絶えるといわれてきた。ただ水分さえあれば、何も食べなくとも数週間はいきられるといわれている。この生存者たちは狭い空間に閉じ込められていたに違いないし、飲食もほとんどしていなかったはずだ。

ただ数日前に救助された少年は自分の尿を飲んでいたと報道された。今日助けられた4人もきっと同じ行為をして、わずかばかりの水分を摂っていた可能性が高い。それでなければ息絶えていたに違いない。もし水分も摂らずに9日間も耐えていたとしたら奇跡といえるだろう。

今後、そのあたりのことが詳しく報道されるだろうが、9日も耐えられた秘訣は何だったのかを知りたいと思うのは私だけではないはずだ。今後さらに生存者が救助されてほしいものである。