再び日記

10年ほど前にもこのブログで記したが、私は中学・高校の6年間、1日も欠かさず日記をつけていた。大学に入ってからはペースダウンしたが、社会人になってからも毎日ではないが、頻繁に日々の心象を記してきた。

書くという仕事をするようになったきっかけも、日記がベースにあったような気がする。ペンを持ち、その時に心のなかに浮かぶことを書きつけることは楽しみでもあった。しかもある時から、朝一番で書くようになった。そうすると、日記に書くような出来事が起きていない時間帯に、何か題材を探してこないといけない。それが私がモノ書きになったスタートだったように思う。

しかし過去数年、日記を書くペースがガクンと落ちていた。書かなくなったことはよくわかっていたが、怠惰になった自分にムチを打つことはしなかった。だが昨秋、久しぶりに日記を手にして「これではいかん」と思い、それからまた頻繁に記すようになった。

すると今度は、ペンを手にしてモノを書くことをしていないことと、年齢のせいなのか、漢字がでてこないのである。普段はパソコンでの自動変換に頼っているため、特に難しい漢字が出てこない、、、、。そしてまた「これではいかん」。

そこで再びペンを手にして日記を書くことにした。以前より字もヘタになっているので、綺麗に文字を書き、しかも漢字を確認しながら手書きの日記をしたためることはある意味で喜びでもある。

まあ、どこまで続くのか、との思いはあるが、、、。