昨日を越えて

いきなり「昨日を越えて」と記して、何のことかと思われるかもしれない。今日、ネット上である英文記事を読んでいると、この「昨日を越えて(Beyond Yesterday)」という表現がでていたのだ。

別に目新しい言葉ではない。誰でも見聞きしたことのあるフレーズかと思う。だが、あえて自分自身に「昨日を越えて」という言葉を投げかけるといったことを何年もしていなかったことに気づいた。どちらかと言えば、私よりもずっと若い人たちが夢を実現させるために、また未来に向けて新たな一歩を踏み出すために、さらに自分自身を前進させるために、「昨日を越えて」という言葉が使われているかと思う。

歳をとると、こうしたフレーズを意識して口に出し、さらに実行に移そうとすることが億劫になり、だんだん「いつも通りに」的な生き方になっていってしまいがちになる。

けれども「昨日を越える」という心持ちは大変価値のあることかと思う。気持ちの持ち方しだいなのだが、毎日フレッシュな気持ちで前を向くために「Beyond Yesterday」という言葉をしばらく口にしてみたいと思う。