トランプ大統領が選挙後もカネを集め続ける理由

米大統領選に敗北したドナルド・トランプ大統領が不穏な動きを見せている。

12月末になっても敗北宣言を出していないばかりか、有権者からの献金を受け続けているのだ。

選挙後の約2カ月で集金した金額は、複数の情報を総合すると約2億5000万ドル(約257億円)に達する。

過去の大統領選で選挙後、これだけ多額の資金を集めた大統領(候補)はいないし、ホワイトハウスを去る人間がこれほどの資金を集めること自体、異例である(続きは・・・トランプ大統領が選挙後もカネを集め続ける理由)。

来年は旅に出られますように

このブログを定期的に読まれている方はご存知かもしれませんが、私は「旅」が好きで、いろいろな土地を訪れています。これまで49カ国に行っています。1979年にアメリカに行ったのが最初で、それ以来、ほぼ毎年のようにいろいろな国に足を向けてきました。

今年は新型コロナウイルスのせいで2月にアメリカに行っただけなので、いまは少しばかり息苦しさを感じています。それほど私にとって、国外の旅は精神衛生上、大切なことなのです。

予定を立ててくつろぐことを目的としたものが「旅行」であるなら、私にとっての「旅」は新たなモノを求めた冒険的行為といえます。ですから1人で行くことが多く、未知なるものを経験しにいく喜びと嬉しさがあります。

2021年はコロナが収束するか、ほとんどの人がワクチンを接種することで、マスクを外して自由にどこにでもいけるようになることを願っています。皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。

2015年、カンボジアで。

無性に食べたくなるもの(12)

このシリーズをはじめて12回目になります。これまでの「無性に食べたくなるもの」は、ほとんどが手近な店の一品でしたが、今回はそういうわけにはいきません。

上の写真は「コーンビーフハッシュ」というアメリカの朝食の定番メニューで、私が以前住んでいたバージニア州アーリントン郡にある「メトロ29ダイナー」というレストランの一品です。

どれだけ分量が多いかは、上のトーストのサイズから察してください。想い出すと、本当に無性に食べたくなります。

「桜を見る会」への思い

安倍前首相の「桜を見る会」のニュースを見聞きしていて、私はずっと「?」という思いをもっていた。

安倍氏の後援会は毎年、同会を開いてきたが、2015年から19年までの5年間は1人5000円の会費でも最終的な収支が合わなくなっていたという 。都内のホテルで夕食会をするので「足が出てしまい」、安倍氏側が900万円(5年分)を負担することになったのだ。

自分が主催するパーティに参加費をとって人を呼び、「お金が足りなくなったので自分が不足分を払いました」ということに文句を言う人がいるのだろうか。一般的な社会通念としては、当然の行為と思われる。足りない分を、参加者に対して「みなさん、足りなかったのであと1500円ずつ払ってください」というのは忍びない。主催者が黙って差額を支払うことは「大人の行為」のはずである。そこに違法行為は見えない。

from Pinterest

少なくとも「桜を見る会」の概要は上記のようなことだと認識している。ただ、安倍氏は政治家であり、前首相である。一般人と同じように花見の会をひらいて「足りない分は自分が負担をしました。ハイ、チャンチャン」では済まないらしい。というのも、政治家である以上、こうしたパーティでの収支は政治資金収支報告書に記さなければならず、それを怠っていたというのだ。

実際の記述は安倍氏の秘書が行うべきことで、同氏は知らなかったという。それで、安倍氏は不起訴になるようだが、一般常識から考えたら、自分がパーティの不足分を支払って逮捕されていてはたまったものではない。今回の件は政治資金規正法(第8条の2)に違反するということだが、参加費が多額で、あまったお金を自分の懐に入れていたら問題だが、今回は逆である。

個人的に安倍氏の支援者ではないが、ワタシにしてみるとこれは些末な問題でしかない。ところが国会は大騒ぎである。朝日新聞だけでなく産経新聞も社説で安倍氏を糾弾している。事実と異なる答弁があったことは確かだが、大手メディアは問題への光の当て方が間違っている。