2020年米統領選(12 ):

来年の大統領選の投開票日まで1年半ほどの月日があるが、アメリカでは毎日のように選挙報道があるし、新しい候補が出馬してきている。

4月8日の時点で出馬登録をすませた大統領候補数は670人だったが、5月13日現在716人まで増えた。ほとんどの候補はメディアから関心を注がれないし、勝てるチャンスはない。メディアが「主要候補」として名前を挙げるのは20名前後であるが、私は12名に絞っている。

その中の一人、ニューヨーク市長のビル・デブラシオ(58)が5月16日、出馬表明した。

deblasio5.17.19

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ニューヨーク生まれニューヨーク育ちで、大学もニューヨーク大学(学位)、コロンビア大学(修士)とずっとニューヨークである。2000年、ヒラリー・クリントンが上院議員選挙にでた時に選挙対策本部長を務めた人物だ。

その頃からデブラシオはニューヨークの政治に関与するようになり、2014年1月から同市市長についている。大統領選への野望は以前から取り沙汰されていたが、4月のキニピアック大学世論調査ではニューヨーク市民の76%は「出馬反対」の意向を示している。

だが本人はもちろん真剣で、労働者第一主義を掲げ、トランプ政権に対しては「非人道的で間違った政策をいますぐ止めるべき」と強気の態度でいる。

すでにバイデン、サンダーズ、ウォーレン、ブディジャージといった有力候補が先頭集団にいるだけに、どこまで勝ち残っていけるのかが見ものだ。

出馬した日時順:

フリアン・カストロ(44:前テキサス州サンアントニオ市長)1月12日表明

カースティン・ジリブランド(52:ニューヨーク州上院議員)1月15日表明

カマラ・ハリス(54:カリフォルニア州上院議員)1月21日表明

ピート・ブディジャッジ(37:インディアナ州サウスベンド市長)1月23日表明

・コーリー・ブッカー(49:ニュージャージー州上院議員)2月1日表明

エリザベス・ウォーレン(69:マサチューセッツ州上院議員)2月9日表明

エイミー・クロブチャー(58:ミネソタ州上院議員)2月10日表明

バーニー・サンダーズ(77:バーモント州上院議員)2月19日表明

ジェイ・インズリー(68:ワシントン州知事)3月2日表明

ベト・オルーク(46:前テキサス州下院議員)3月14日表明

ジョー・バイデン(76:前副大統領)4月24日表明

ビル・デブラシオ(58:ニューヨーク市長)5月16日表明