「何も語らず」も大事

ご存知の方もいると思うが、私は2016年の米大統領選挙で坊主になった。

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同年9月のあるテレビ番組で「ヒラリーが勝つ」と宣言し、負けたら坊主と約束したので番組内で坊主になったのだ(予測が外れたら坊主)。

もちろん坊主にはなりたくなかったが、テレビ的には面白い絵になったし、周囲にも「約束を守った」ことを示せた点でマイナスではなかった。やらずに逃げるよりはずっとよかったと思っている。

それでは来年の大統領選でも予想が外れたら坊主になるのかといえば、賭け的なことは何もしないつもりだ。2度坊主になるのは出来の悪い小僧になったようでいただけない。

たぶんいろいろな人が「負けたら坊主になるんですか」とけしかけてくるだろう。

トランプが再選されるのか、それとも民主党候補が勝つのかの話はするが、「外れたら坊主」という点についてはかわし続けようと思う。

芸人ならば「今度は髪の毛を赤くします」、「モヒカンにします」、「トランプという文字を刈り込みます」となんでもアリかもしれないが、2020年は「何も語らず」でいく。受け流すことも大事なはずである。(敬称略)