国境の壁の真実:トランプもペロシも間違っている

メキシコ国境の壁は本当に必要なのか――。

米国では何十年も前から議論されているテーマである。今回はこのテーマに真正面から取り組んでみたい。

昨年12月から続いた米連邦政府機関の閉鎖は一時的に解除されたが、きっかけは壁だった。

ドナルド・トランプ大統領(以下トランプ)はもちろん壁建設の賛成派で、民主党を代表するナンシー・ペロシ下院議長(以下ペロシ)は反対派の急先鋒である(続きは・・・国境の壁の真実:トランプもペロシも間違っている)。

ありがとうグーグル

日本外国特派員協会で仕事をしていると、顔見知りのドイツ人記者が「日本史に詳しい?」と訊いてきた。

「詳しくないなあ。世界史の方が知っていると思う」

「そうだった。あなたはアメリカ史が詳しい人だから・・・」

彼は残念そうな顔をする。いちおう何が知りたいのかを聴いてみた。

すると日本の元号(年号)がどうやって決まってきたのかを知りたいという。特に明治以前の元号の決め方が全くわからないと困り顔である。

明治以降は大正、昭和、平成と、天皇が即位するたびに元号が代わってきているので明確だが、それ以前は天皇に関係なく代わっている。誰が決めたのか、というのが彼の質問だった。

即答できなかった。日本人として恥ずかしいし、彼に申し訳ないのでネットで調べてみた。すぐに答えはわかった。

たとえば江戸時代末期、明治元年(1868年)にいたる14年間で元号は5回(安政、万延、文久、元治、慶応)も改元されていた。天皇の交代ではない。

元号を決めるのは天皇ではなく幕府であり、当時は地震や大火、さらに黒船来航といった世の中を揺さぶるような出来事があると元号を代えていたことが分かった。元号を代えることで「次は明るい時代を」という狙いがあったのだ。

ドイツ人記者から質問を受けた10分後に「わかった」と言って、説明すると困り顔は笑顔になった。

ありがとうグーグル!

2020年米統領選(2)

待ちに待っていた人が大統領選に出馬してきそうである。

スターバックスの創業者ハワード・シュルツが来年の大統領選の出馬を真剣に考えているとの情報が入った。米時間27日(日)に放映される米CBSテレビの「60 Minutes」で、可能性を口にする。

すでに当ブログでシュルツのことは何度も書いている通り、大統領候補として十分に戦っていける人だと考えている(スタバ前社長、大統領選に?)。

ただシュルツは近年、民主・共和両党に幻滅しているようで、出馬するとなると独立候補としての可能性が高い。これまで第三政党で当選した候補はいないが、過去にとらわれずに挑戦するところはいかにもシュルツらしい。

また注視すべき人が増えた。(敬称略)

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明日の放送メディア出演予定:

 

・1月28日(月)10:25amから テレビ朝日『ワイド!スクランブル

 

25日(金)の同番組で、米政府閉鎖の件について「今後どうなるかわからない」というコメントをだした。翌26日になって、2月15日まで閉鎖が解除されたというニュースが流れる。

だが、トランプも議会民主党も依然としてメキシコ国境の壁建設予算では対立したままだ。いまはトランプが一時的に折れただけで、諦めたわけではない。

今後、両者が折衷案を飲むのか、トランプが非常事態宣言をだすのか、突っ張りあいをつづけるのか、明確な解決策は見えないままで、当事者さえもわかっていないはずだ。


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Photo courtesy of U.S. Customs and Border Protection

壁はこうやって乗り越えます・・・

Media appearance

「放送メディア出演予定」をよく載せていますが、今日は「動く堀田」ではなく「止まった堀田」です。

 

・1月25日(金)10:25amから テレビ朝日『ワイド!スクランブル』 

 

「止まった堀田」というのは、スタジオのスクリーンに顔写真が映され、そこに吹き出しでコメントがでるというものです。内容はトランプが来週29日に予定された一般教書演説をしない決定をしたというもの。

連邦政府はいま閉鎖中。今日で34日になります。下院議長のペロシはトランプに対し、閉鎖されている間は議会には来るなと述べたからです。

一般教書演説は日本でいえば通常国会の施政方針演説と同じ。これまで延期されたり、中止になったことはありません。それほどいま、民主党議員とトランプの対立が深刻化しているということです。(敬称略)