ニューハンプシャー州予備選の予測をしたいと思う。
2月9日は同州の予備選がある。日本時間10日正午頃に結果がわかるはずだ。
州内の4割は無党派。共和党ではアイオワ州で2位になったドナルド・トランプが1位通過してくるはずだ。民主党ではやはり2位だったバーニー・サンダーズが勝つと予測する。
大手メディアではほとんどあり得ない予測だが、流れとしては上記2名が勝ち上がってくると思う。
ニューハンプシャー州予備選の予測をしたいと思う。
2月9日は同州の予備選がある。日本時間10日正午頃に結果がわかるはずだ。
州内の4割は無党派。共和党ではアイオワ州で2位になったドナルド・トランプが1位通過してくるはずだ。民主党ではやはり2位だったバーニー・サンダーズが勝つと予測する。
大手メディアではほとんどあり得ない予測だが、流れとしては上記2名が勝ち上がってくると思う。
いまだに人生初ということが起こる。
6日午前、テレビのバラエティ番組に初めて出演した。大阪、朝日放送の「正義のミカタ」という、いわゆる大阪ローカルの番組である。
これまでもテレビやラジオに呼んでいただくことはあったが、すべてニュース番組だった。だから、芸能人と一緒にテレビカメラに収まるという経験はない。
出演依頼を受けてから、少しばかり気をもんでいた。どこまで彼らのスピードと「乗り」についていけのるか、つっこまれた時にどこまで対応できるか、といった憂慮があった。
ただ私自身、ミーハーな部分もあり、バラエティも経験したいとの思いから依頼を受けることにした。
MCは東野幸治。レギュラー出演者には薬丸裕英、ほんこん、阪神タイガースの元選手檜山進次郎、弁護士の大淵愛子、宮崎哲弥といったテレビでよく目にする面々が大勢いた。
私はアメリカ大統領選について持ち時間の約20分間、フリップを使いながら話していけばいい。バラエティといってもニュースを扱うバラエティで、私にとっては未知の分野ではない。
午前8時に局入り。個人の楽屋というものはなく、大部屋を何人もの出演者と共有する。部屋のすみに荷物を置いた。
「堀田佳男様」とかかれた最新の台本が机の上に置かれてあったが、前日にディレクターから渡された台本に書き込みをしてあったので、そちらを使うことにする。
「同じものですから」(ディレクター)
最新版をめくると、表やグラフがカラーで印刷されているだけだった。すぐにリハーサルをやるとディレクターは言った。
ニュース番組にまずリハーサルはない。いつもぶっつけ本番である。だから、リハをしてくれるというのはありがたかった。バラエティならではなのだろう。リハでは東野役をディレクターが務めていた。
リハが終わると化粧である。10人ほどの出演者が同時に座れるほどの化粧室でドーランを塗ってもらう。すると、東野が「おはようございます」と通り過ぎた。
しばらくすると、下着姿の東野が私のまうしろでヒゲを剃っていて、「大統領選って、、、」とまるで小学校時代の友達に話しかけるような気さくさで話しかけてきた。
「・・・テレビで観るのと一緒だ・・・」
まったく気取ったところのない人で、好印象を抱く。番組中も前後も、東野の態度は同じだった。むしろ気づかいが優しい。出演者の中にはテレビで観る印象と違う人がいたが、そこには触れないでおく。
化粧のあとに全体会合があり、20人弱の出演者が小さめの部屋にあつまり、プロデューサーから番組の説明をうけた。冒頭、プロデューサーから「初出演の堀田佳男さんです」と皆に紹介される。
「よろしくお願いします」と言って頭を下げた。
私の真向かいに薬丸裕英が座っており、眼が合ったので「こんちには」と言って会釈する。顔が小さい、、それが第一印象。
会合がおわると出演者はダラダラとしたペースでスタジオに入る。ひな壇の2階中央が私の席だった。出番は2番目で、CM 中に2階席から下におりる。
いちおう大きなポカもなく仕事を終えた。
1時間半のナマ番組はあっという間の出来事だった。ただ自分の出番以外でコメントを言えなかったのは経験のなさというより、バラエティに対応できる素質のなさなのだろうと思う。
バラエティから再び声がかかるかはわからない。(敬称略)
(トランプの遊説会場の外でグッズを売る女性)
昨年7月から支持率トップを維持してきた米共和党のドナルド・トランプ候補(以下トランプ)がアイオワ州党員集会で負けた。
予備選が始まる直前まで不敵な自信をみなぎらせていたトランプは、いったいどうしたのか。勢いに陰りが見え始めたのか。有権者がようやくトランプの資質に疑問を抱いたということか(トランプの戦術ミス! 緒戦アイオワ州を軽視)。
69歳とは思えないエネルギッシュな話しぶりはテレビで観たとおりだった。
米アイオワ州西部の都市カウンセル・ブラフスでの集会に現れたドナルド・トランプ。過去半年以上、毎日のように演説をし、早口でまくし立てているにもかかわらず、声は擦れていないし、いまにも格闘技の試合にでられそうなほどの勢いがある。
言っている内容は、相変わらず独善的で強健的だが、支持者にはそれがたまらないらしい。
倫理的に正しくなくとも、物事を強引にねじ伏せられる力を誇示している。強くなければイスラム国には勝てないという論理だ。
ほとんど熱狂的といえるほどの声援が耳に残った。
演説が終わったあと、支持者とカメラマンに囲まれてトランプは埋もれた。ただ、集会終了後から20分以上も支持者の帽子やTシャツにサインをしていた姿が印象に残った。
夕刊紙『日刊ゲンダイ』で今日から「誰が勝つのか 混迷!米大統領選 核心リポート」という連載をはじめました。
最初は10日間連続。その後は11月8日の本選挙まで不定期で書き続けます。お読み頂けましたら嬉しいです。