「ヒラリーが勝ちます」

「堀田さん、どっちなんですか?」

過去1週間で、なんど訊かれただろうか。トランプがヒラリーを追い上げているニュースが流れているからである。ワシントン・ポストとABCニュースの共同世論調査では、トランプがヒラリーを1%抜いた。

それでも訊かれるたびに「ヒラリーが勝ちます」と断言している。

数千人を対象にした世論調査では、約2億2500万の有権者の総意を正確に捉えられない。どういう角度から予測してもヒラリー勝利という図式は私の中では不動である。

その中で、ヒラリーの得票率は46~47%、トランプは42~43%で「ヒラリー勝利」と予測しており、大きく外れないだろうと思っている。

4年前も同じだった(なぜ予測が当たったのか)。オバマの再選年、選挙直前でも各種世論調査はまちまちの数字をだしていた。

ギャラップ調査とラスムッセン・リポートは共和党ミット・ロムニーが勝つと予測した。CNNは49%で同率。ワシントンポストとABCニュースはオバマ勝利の数字をだした。

だが私はオバマが勝つと予測しただけでなく、得票率は「51. 3%から52.5 %」と計算した。実際は51.1%だったが、6000万人超の有権者の胎動はオバマ勝利に流れていた。

そのため世論調査はいまでも「まあ参考にします」くらいのモノでしかない。それほど当たらないものである。

今年も予測の状況に大きな違いはない。外れたらワタシは坊主である(予測が外れたら坊主)。(敬称略)

新刊リリース:イーロン・マスク

宝島社の子会社である洋泉社から11月2日、起業家イーロン・マスクについてのムック本『イーロン・マスク』がでました。

共著なので、私が書いたのは一部に過ぎませんが、「ステラ・モーターズ」のCEO でありロケット・宇宙船の開発事業を行う「スペースX」のCEOでもあるマスク氏の全貌がわかる本になっています。

 

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「太平洋は米国のもの」と宣言するヒラリー大統領

民主党ヒラリー・クリントン候補(以下ヒラリー)のメール問題が再燃している。読者の方は長引くメール問題にうんざりされているかもしれない。

筆者の見立てでは、ヒラリーはメール問題では生き残る。今年7月、米連邦捜査局(FBI)はヒラリーの訴追を見送った。いま新たに関連メールが発見されたことで、FBIは再捜査を始めるるが、ヒラリーが逮捕される可能性は低いだろう。

というのも、メール問題の核心はヒラリーが国務長官在任中、公務のやりとりを私的な電子メールアドレスで行っていた点に尽きるからだ。

続きは・・・「太平洋は米国のもの」と宣言するヒラリー大統領

Media appearance

明日の放送メディアの出演予定:

・10月31日(月)10:30am から(出演は11時過ぎ) テレビ朝日『ワイドスクランブル』

アメリカ大統領選まであと10日です。依然としてヒラリー・クリントン優位で選挙戦は進んでいます。再びメール問題も浮上していますが、致命傷にはならないと読みます。

揺れるピコ太郎

28日午後、有楽町の日本外国特派員協会に現れたピコ太郎。会見室は超満員。

冒頭の挨拶で、「僕ですみません。今まで、こういう会を開くとお客さんはゼロか1人しかいなかったんです」とおどけてみせた。

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ピコ太郎の歌「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」は最短曲(45秒)としてビルボード100以内に入ったことで、その日、ギネス世界記録として登録されて表彰式も行われた。

友人のドイツ人記者は、「ドイツでも彼の面白さは伝わるはず」とつぶやいた。

記者会見では、私が最初の質問者として「ジャスティン・ビーバーがツイートしなくともブームは起きていたと思うか」と質問。

「ジャスティンの前から来ていた!特に9GAG(ナイン・ギャグ:ソーシャルメディア)が拾ってからは視聴者が急激に増えた。そしてジャスティンがツイートして、もうミリオン・ミラクルという感じ」

会見では2分間のロングバージョンを披露したが、「次の曲がヒットするわけがない」という現実も理解していて、地に足がついた芸人ぶりを見せられた気がした。

なまピコ太郎は迫力がありました!